Snyk 日本語版ドキュメント
原文: Install or update the Snyk CLI
翻訳版最終更新: 2022-05-12
Snyk CLI のインストールとアップデート
Snyk CLI をインストールするには、このページの説明に従ってください。
Snyk CLI のインストール後、認証が必要です。続いてインストールの動作確認を行ったら、脆弱性の検出と修正を開始することができます。
npm または Yarn を用いた Snyk CLI のインストール
npm を用いた Snyk CLI のインストールの準備として、以下の必要なソフトウェアを予めインストールしてください。
- Node バージョン 12 以降を導入済みの環境に、最新バージョンの npm をインストールします。Node のアップデート方法については What version of Node is required for Snyk? をご覧ください。
- Alpine Linux 上で Snyk を実行する場合は、まず libstdc++ をインストールします。詳しいインストール法については How can I use CLI on an Alpine operating system? をご覧ください。
続いて、以下の npm または Yarn を用いたインストール手順に従います。
Snyk CLI は npm パッケージとして提供されています。Node.js をローカルにインストール済みならば、コマンド npm install snyk -g
を実行して npm パッケージをインストールできます。
Yarn を使っているならば、コマンド yarn global add snyk
を実行してインストールします。
スタンドアロンのバイナリのインストール
GitHub の Releases ページ より、利用中のプラットフォーム用 Snyk CLI のスタンドアロンバイナリ (macOS 用、Linux 用、Windows 用) をダウンロードできます。
Snyk コンテンツデリバリネットワーク (CDN) でも、同じスタンドアロンバイナリを提供しています。ダウンロード用のリンクは https://static.snyk.io/cli/latest/release.json をご覧ください。特定のバージョンやプラットフォーム用のリンクも提供しており、以下はその例です。
例えば macOS 用の Snyk CLI の最新バージョンをダウンロードしてインストールするには、次のコマンドを実行してください。
curl https://static.snyk.io/cli/latest/snyk-macos -o snyk
chmod +x ./snyk
mv ./snyk /usr/local/bin/
以下のリンクからもバイナリをダウンロードできます。
- macOS: https://static.snyk.io/cli/latest/snyk-macos
- Windows: https://static.snyk.io/cli/latest/snyk-win.exe
- Linux: https://static.snyk.io/cli/latest/snyk-linux
- Linux/arm64: https://static.snyk.io/cli/latest/snyk-linux-arm64
- Alpine: https://static.snyk.io/cli/latest/snyk-alpine
Apple M1 (darwin/arm64) へのインストールについては、How do I run Snyk CLI on an Apple M1 machine? をご覧ください。
注: バイナリをインストールするデメリットは、Snyk CLI のアップデートを手動で行う必要があることです。
Homebrew を用いたインストール (macOS, Linux)
Homebrew を用いて Snyk tap から Snyk CLI をインストールするには、以下のコマンドを実行してください。この tap は日次で更新することにより最新の Snyk CLI を提供しています。
brew tap snyk/tap
brew install snyk
Apple M1 (darwin/arm64) へのインストールについては、How do I run Snyk CLI on an Apple M1 machine? をご覧ください。
Scoop を用いたインストール (Windows)
Scoop を用いて Snyk bucket から Snyk CLI をインストールするには、以下のコマンドを実行してください。この bucket は日次で更新することにより最新の Snyk CLI を提供しています。
scoop bucket add snyk https://github.com/snyk/scoop-snyk
scoop install snyk
Docker イメージによる Snyk CLI の提供
Snyk CLI は Docker イメージから実行することもできます。Snyk は snyk/snyk-cli と snyk/snyk にて複数の Docker イメージを提供しています (詳細については snyk/snyk-images on GitHub をご覧ください)。
これらのイメージは Snyk CLI のラッパー (Wrapper) の役割を果たし、イメージのタグ (Tag) によりさまざまなツール群に対応しています。例えば、snyk/snyk-cli を用いて Gradle のプロジェクトをスキャンするには、以下のコマンドを実行してください。
docker run -it \
-e "SNYK_TOKEN=<TOKEN>" \
-v "<PROJECT_DIRECTORY>:/project" \
-v "/home/user/.gradle:/home/node/.gradle" \
snyk/snyk-cli:gradle-5.4 test --org=my-org-name
Snyk インテグレーションによる自動インストール
Snyk はさまざまな開発ツールとのインテグレーションを提供しています。これらのインテグレーションは Snyk CLI のインストールと管理を自動で行います。以下のインテグレーションが提供されています (一部)。
- Snyk Jenkins plugin
- CircleCI Orb
- Azure Pipelines Task
- GitHub Actions
- IntelliJ IDE Plugin
- VS Code Extension
- Eclipse IDE Extension
- Maven plugin
詳細についてはインテグレーションをご覧ください。
【おことわり】 翻訳には十分な注意を払っていますが、個人として翻訳したもので、内容についての責任は負いません。最新の情報については原文をご確認ください。原文や訳文にある誤りの指摘やご質問は大歓迎です。
最終更新: 2022年5月12日
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