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Jetson Nanoを使用するための前準備について解説する。

準備するもの

  1. Jetson Nano本体
  2. 冷却ファン
    Jetson Nano本体に大きいヒートシンクが付属していますが、冷却能力が不足しているため、Jetson Nano用のサードパーティー製の冷却ファンを購入することをおすすめします。
  3. microSD Card 32GB以上
  4. WiFiドングル
    有線LANを使用するなら不要ですが、これがあればWiFiを使用することができますので、初心者の人は購入をおすすめします。
    自分はtp-linkのTL-WN725Nを使用しています。
  5. ACアダプター/ケーブル
    5V/2A以上の出力が可能なUSBmicroB端子のアダプターとケーブルを用意する。たまにアダプターが対応していてもケーブルが対応していないケースがあるので注意。
  6. モニター/HTMLケーブル
    ディスプレイポート端子もあるのでそちらでもよき
  7. キーボード/マウス
    Blutoothは対応していないので、USBレシーバーか有線のものを使用する。

OSを用意する

  1. 公式サイトから
    「Jetson Nano Developer Kit SD Card Image」のバージョン4.6.1をダウンロードし、zipファイルを解凍する。
  2. SDカードにダウンロードしたOSのイメージファイルを焼く
    balenaEtcher」等のソフトを使用してSDカードにイメージファイルをFlashする
    スクリーンショット 2024-07-01 105558.jpg
    「Flash from file」に拡張子[.img]のイメージファイルを選択し、
    「Select target」にmicroSDカードを指定する。
    「Flash!」をクリックし、完了するまで待つ。

Jetson Nanoを起動する

  1. Jetson NanoにOSが入ったmicroSDカードを挿入し、モニター、キーボード、マウス、WiFiドングルを接続させ、最後に電源のmicroBを接続する。
  2. NVIDIAのロゴがモニターに出力され、Ubuntuの設定画面が開かれるので、そこで国の設定やキーボードの設定を入力し、ずっと[Next]から[Finish]までクリックしまくればセットアップ完了。

これでセットアップが完了しました。
OpenCV等を用いて開発する場合、ちゃんとGPU対応版にしないとJetson NanoのGPUを活かすことができないので注意する。

Jetson NanoにOpenCVをインストールする方法

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