環境
Module: NVIDIA Jetson Nano 4GB ram
Jetpack 4.6.1
Ubuntu 18.04 Bionic Beaver
Python 3.6.9
Ubuntuをセットアップする
sudo apt update
sudo apt-get update
sudo apt upgrade -y
sudo reboot
pipをインストールする
sudo apt install python3-pip
jtopをインストールする
Windowsでいうところのタスクマネージャーをインストールする。無くてもいいが、あるとJetpackのバージョンやOpenCVのバージョン確認が容易になるのでインストールをおすすめする。
sudo -H pip3 install jetson-stats
sudo reboot
使用する場合は以下のようにする
sudo jtop
Python3をデフォルトにする
このままライブラリ等をインストールすると、一部ライブラリがPython2にインストールされてしまい、うまく動かなくなってしまう。
cd /usr/bin
ll py*
sudo unlink python
sudo ln -s python3 python
バージョンを確認し、Python3になっているか確認する。
python --version
パッケージからOpenCVをインストールする
1.ビルド済みのシェルスクリプトインストーラーをwgetを利用してダウンロードする
wget https://github.com/lanzani/jetson-libraries/raw/main/libraries/opencv/l4t32.7.1/py3.6.9/ocv4.8.0/OpenCV-4.8.0-aarch64.sh
2.実行権限を付与する
chmod +x OpenCV-4.8.0-aarch64.sh
3.OpenCVをインストールする
sudo ./OpenCV-4.8.0-aarch64.sh --prefix=/usr/local --skip-license --exclude-subdir
4.ランタイム依存関係をインストールする必要がある
sudo apt-get -y install libtesseract4 libatlas3-base python3-numpy
sudo apt-get clean
5.正しくPythonのパスを指定する
vim .bashrc
末尾に次の行を追加する
export PYTHONPATH=/usr/local/lib/python3.6/site-package:$PYTHONPATH
vimの使い方がわからい人はググってください
6.ターミナルを閉じて別のターミナルを開く
7.インストールが正常に完了したかどうかを確認するには、次のように入力する。
opencv_version
以下のように出力されれば成功
4.8.0
一応Pythonの対話モードでもOpenCVがimport可能かどうかをテスト
python
>>> import cv2
>>> print(cv2.__version__)
4.8.0
>>> exit()
これでJetson NanoにOpenCVをインストールすることができました。