概要
分岐解析用ソフトXPP AUTにおいて、標準のeps出力機能を用いずに、datファイルを出力してそれをpythonのmatplotlibを用いてpdfに変換したほうが見やすい場合があります。しかし、XPP AUTで出力されるdatファイルのどの列が何を表しているのかを毎回忘れてしまうので、ここに記します。XPP AUTで出力できるdatファイルにはdiagram.datとall info.datの2種類があります。
[追記]
パラメータの値に対して各変数の初期値が記入されたinitdata.datというものも存在します。
datファイルの具体例
[diagram.datの場合]
6.00084 0.995252 0.995252 2 2 0
4.29298 0.947896 0.947896 4 7 0
...
[all info.datの場合]
2 2 0 6.00084 5 6.80197 0.995252 0.622961 0.364544 0.500457 0.561709 0.995252 0.622961 0.364544 0.500457 0.561709 1.07148e-05 0 0.657274 0.869888 0.657274 -0.869888 0.00131335 0 0.52549 0
4 -7 0 4.29298 4.29298 6.04366 0.947896 0.602789 0.411466 0.465021 0.533905 0.947896 0.602789 0.411466 0.465021 0.533905 1.07148e-05 0 0.657274 0.869888 0.657274 -0.869888 0.00131335 0 0.52549 0
...
各列の意味
[diagram.datの場合]
一列目:その点の横軸の値
二列目:その点の縦軸の値(上限)
三列目:その点の縦軸の値(下限)
四列目:その点の安定性を表す。具体的には以下の通り。
1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|
安定平衡点 | 不安定平衡点 | 安定周期解 | 不安定周期解 |
五列目:ブランチ br(その枝分かれが始まったラベルのこと。例えば下図のように割り振られる。)
六列目:2パラ分岐図を作成した際に関与するパラメータ(分岐点の種類?)
平衡点の場合は二列目と三列目の値は必ず同じになります。
[all info.datの場合]モデルの次元をnとする.
※一列目〜三列目はdiagram.datの四列目〜六列目と同等
一列目:安定性
二列目:ブランチ br
三列目:分岐点の種類
四列目:第一パラメータ
五列目:第二パラメータ
六列目:period
(6+1)列目〜(6+n)列目:各変数の値(上限)
(6+n+1)列目〜(6+2n)列目:各変数の値(下限)
(6+2n+1)列目〜(6+4n)列目:各固有値の実部、虚部が交互に書かれている
計(6+4n)列のファイルになっていると思います。