高度なプロジェクトにおいて、ClaudeCodeは脳死で使用しても良い結果をもたらさないどころか闇雲に時間を消費してしまうことにつながります。
ClaudeCodeでコーディングの作業は多くが削られますが、それでも開発者には頭をフルで使わないといけない個所は様々にあります。
新時代の開発者に求められるのは、コードではなくて自然言語で的確に情報を構造化する力、そのコンテキストサイズ、思考体力です。
関数やオブジェクトを記載するためにキーボードを必死に叩く時間は少なくなりますが、それにとって代わって、新時代の開発者は、自然言語を用いて、的確な情報の構造化、必要十分な前提情報をもったタスクの作成のためにキーをたたき続けないといけません。
以下に3つのTipsを説明します。
洗練されたフォルダ構造
ClaudeCodeと会話していくと、Claudeはどんどんと勝手にファイルを生成していきます。また良いアウトプットを生むために大事なことはClaudeCodeに対して、的確な必要十分のコンテキストを与えることです。そのためには情報を的確な形で構造的に保持しておくことが必要不可欠です。その情報の保存構造が、フォルダ構成になります。ですので、ClaudeCodeと上手く付き合っていくためには、どういうフォルダ構成なら、今後会話を積み重ねていき、生成されるファイルが増えていっても、情報の渦に溺れないか、ClaudeCodeに必要な情報のみを与えて不要な情報を与えないか、といったことにつながります。
どのようなインスタンス(それが持つプロパティも含めて)が存在するかの把握
ClaudeCodeに与えるデータを正しく把握しておくことは、ClaudeCodeに狙い通りのアウトプットを出させることには必要不可欠です。そうでなければ、「このファイルを見て評価のコードを良い感じに作って」といったあいまいな指示になり、ずれた出力結果につながります。それを防ぐための方法は、一連の処理フロー内で、どのようなインスタンス(プロパティも含めて)が生まれていっているかを把握することが必要です。それによって、「この処理のときに、このデータとこのデータを比較して、こういう結果を生み出して」といった具体的な指示を出せるようになり、自分が追い求めていた結果を出してくれることにつながります。
指示ファイル、前提情報ファイルの継続的な作成・修正
プロジェクトをClaudeCodeと進めていくにつれて、この情報を前提として把握しておかないと会話ができない、ここはこういうフローでやるのが良い、といったプラクティスが生まれていきます。それは必ず保存しておく必要があります。そうでないと、ClaudeCodeとのセッションが新しくなった時、トークンが超過して、コンテキストが圧縮されたときなどに、これまでやってきたこととは別のことをClaudeCodeが行ってしまいます。そうした発散的な行動をさせずに、ガードレールに沿った道を人智を超えたスピードで走らせることが必要であり、そのためには、前提知識、このデータをこの処理でこう使用するといった決め事をcommandsのファイルやCLAUDE.mdに記載しておく必要があります。