(追記,2015/10/07)
Evernote連携に関する新しい記事を投稿しました.こちらも参照ください.
Evernote Web ClipperでQiita記事をきれいに保存(朗報)
情報記録ツール使い分け
Kobito for WindowsでMarkdownを始めた約1か月の「にわか」Markdownユーザーであるが,同じ情報記録ツールであるEvernoteと連携する作業のやり方について考えてみた.
当初は,次のような安易な使い分けを考えていた.
Tool | How to use |
---|---|
Evernote | ねた情報収集,画像一時貼り付け,自分用メモ |
Kobito for Windows | Qiita投稿用文書作成,投稿した文書の蓄積. |
ところが上記のようにしてしまうと,同じ内容の情報が,Kobito for WindowsとEvernoteの両方に,ドラフト版,公開したもの,と違うレベルで蓄積されることになってしまう.できれば,長年慣れ親しんだEvernoteの方にも,Qiita用に準備した文書を保持したい希望が出てきた.
で,考えたのがこの作業フロー.
- Evernoteでねた集め.アイディア出し.
- Kobito for Windows で投稿用文書作成.Qiitaへ投稿.
- Qiita投稿後,Browserで開いて,Evernote Web Clipper で自分の文書をQiitaからクリップ.
** 図.Evernote Web Clipper のボタン **
ところがである.Qiita文書からテキスト,画像等, 必要な情報は無事Evernote側に取り込まれているが,Markdownで装飾されているところ,中でもProgram List がプレーン・テキストに変わってしまっている.ご存知の通り,Qiita siteでは(Markdownでは)List背景がグレーで囲まれ,かつ,美しいプログラム言語のシンタックス・ハイライトがつくが,それがクリップ後,失われてしまっていた.
Markdown Hereなるツール
HTMLやCSS, Qiita APIやEvernote APIに通じているわけでもないので,仕方なくInternetで"Evernote”,”Markdown"で検索すると以下の記事(& 動画)があった.
__ Three ways to use Markdown with Evernote __
http://www.todohack.com/2014/02/12/three-ways-to-use-markdown-with-evernote/
ここで紹介されていた3つの方法のうち"Markdown Here"というWeb Browser Extension (アドオン ソフト)を試してみて,私の目的に対して使えそうな感触を得た.
__ Markdown Here __
http://markdown-here.com/
元々は,Browser上でメールをMarkdownで書くのをサポートする,というツールのようだが,Evernote WebでMarkdownを使えば,そのままEvernote内に文書が保存される.その後,Evernoteクライアントで表示すると図のようになる.
テーブル等,他のMarkdown記法も試してみたが,かなりの部分でレンダリングが保持されるようである.Qiita投稿前にこの作業をEvernote Webでやるか,あるいはQiita記事のクリップ後にMarkdownを入れなおせば,美しいProgram ListをEvernote内に残すことができる.
もう完全に「作業効率化」ではなく「作業__非__効率化」の世界であり,Markdown推進者の方からは「お叱り」を受けそうな作業フローであることはよく承知している.(あまり「凝る」のはよくない気がします.)
要望です.
まとまりのない記事になってしまいました.もっと良いやり方ご存知でしたら,紹介していただけると助かります.やはり,何等かのツールを自作する必要があるのかもしれませんね.