スキーマ定義とは？

###スキーマとは？
スキーマという用語について

データベースにおけるスキーマとはデータの構造、性質やほかのデータとの関連、データベースを操作するときのルールや表現法などを定義したもののことです

データベースとはどんなものかをデータベースの要素を3つに分けて、それぞれを定義することによって、全体を定義しようと考えた
それが3層スキーマです

「スキーマ」という単語は構造と読みかえても大丈夫です

3つの分け方は、「外部スキーマ, 概念スキーマ, 内部スキーマ」という分け方と「概念スキーマ, 論理スキーマ, 物理スキーマ」という分け方が有名です

スキーマという概念を持っているデータベースは、「Oracle, SQLServer, PostgreSQL」です
同じ「スキーマ」という用語が出てきますが、その意味はデータベースによって異なります。

###3層スキーマとは？
「外部スキーマ, 概念スキーマ, 内部スキーマ」

1. 外部スキーマ
   概念スキーマで定義された論理データから必要なデータを取り出したもの
   ユーザーから見たデータベース
   ビューに相当する

2. 概念スキーマ
   DB上の論理データ
   DBに保持するデータの要素およびデータ同士の関係を定義する
   開発者から見たデータベース
   論理設計で設計を行う

3. 内部スキーマ
   概念スキーマで定義された論理データを具体的にどのようにDBMS内部に格納するかを定義する
   DBMSから見たデータベース
   物理設計で設計を行う