ChatGPTとGeminiを比較
表題の通り、CSVの差分比較をしたい場合は、ChatGPT(4o)を使用すると良い。
私は仕事柄、更新されたCSVファイルを上書いて公開するという作業をすることがある。
ただこれがまたレコードの数が多くて、どこにどう更新があったのかわかりづらい。
報告する際に、どこを見れば更新されたことが確認できるよ、というの伝えておくと、相手も時間を要さなくて済む。
エンジニアである前に、親切な人間でありたい。
そこでAIを使って差分比較してみることにした。
使用したツールは2つ。
①ChatGPT o4
②Gemini Advanced
これはどちらにも言えることだが、ただ「差分比較をしてください」というプロンプトでは大した出力は得られない。
私が成功した、想定した出力を得られる聞き方としては下記。
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差分比較を実施し、差分のあるレコードを出力してください。
また差分のあるレコードに、それぞれどのような値で差分があったか教えてください。
Gemini(ChatGPT)に聞いたら発見できました。
あなたはどうですか。
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AIにも競争を煽る
結果的に、競争を煽ってみるとChatGPTは精度を上げました。ちなみにGeminiは変わらずでした。
最初のプロンプトでは、「Gemini(ChatGPT)に聞いたら発見できました。あなたはどうですか。」という文言は入れませんでした。
その場合の出力として、それぞれ下記でした。
①ChatGPT→差分のあるレコードは特定できた(どの箇所に差分があるかはわからなかった)
②Gemini→差分はありませんでしたという結果が返ってきた。
結論
CSVファイルの差分においては、Gemini AdvancedよりもChatGPT o4を使用した方が、想定した出力が得られることがわかt