2
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【地理情報講座#1】Rでのジオコーディング入門

Last updated at Posted at 2020-08-14

はじめに

久保研介研究会のサブゼミの資料です!限定公開です。(2020.08. 公開しました
。)RでのWeb スクレイピング入門の続篇になります。前回の資料で最後に出力したgas_naha.csvを使って、分析を進めていきます!

今日のゴール

ざっくりいうと、この2つです。

  1. 「位置情報データって役に立ちそう」と感じる。
  2. ジオコーディングで重要な操作をRで実行できるようになる!

とりあえず、ジオコーディングやってみる.

緯度経度へ変換

最初なので気合を入れていきたいところですが、こちらは専用のサイトにファイルをアップロードするだけで完成します笑。今回は、東大の**ジオコーディングサイト**を使ってみます。手順は下の通りです。

  • 住所を含むカラム番号を入力
    • 今回は2行目ですね。csvファイルを開いて確認してみてください。
  • 入力ファイルと出力ファイルの漢字コード
    • gas_naha.csvを出力した際に、CP932という意味わからんエンコーディングを指定したので、今回はここをシフトJISと指定しています。
    • 普通のcsvファイルでしたら、なにも指定しなくても大丈夫だと思います。もし文字化けしたら、エンコーディングを変えてみてください。
  • 変換したいファイル名
    • その名の通りです。
スクリーンショット 2020-07-15 20.56.06.png **送信**を押すと、ファイルが返ってくると思います。返ってきたファイルを**gas_naha_new.csv**という名前にしておきましょう。

データを綺麗にする

ジオコーディングしたデータをR studioに取り込みましょう。この時、fileEncodingを指定することに注意してください。Windowsの人は、fileEncoding = utf8とすると、文字化けがなくなるかもです。

gas_naha <- read.csv("gas_naha_new.csv", fileEncoding = "shift-jis")

おなじみのtidyverseを使って、データを綺麗にしていきましょう。selectで必要な変数だけを指定して、renameで変数の名前をわかりやすくしています。

library(tidyverse)
gas_naha <- gas_naha %>% 
  select(store, address,company, fX, fY) %>% # 必要な変数だけ取得
  rename(longitude = fX, latitude = fY) # 変数の名前を変更

おまけ① 地図上にプロットしてみる

早いですが、1つ目のおまけです。前にもやりましたが、地図にガソリンスタンドをプロットしてみます。**leaflet**というライブラリを使います。
下のコードを実行してみてください。mapとうって、世界地図が出てくることを確認してください。

## leafletというライブラリを使用します。 
library(leaflet)

## 地図をRstudio上に用意します。
map <- leaflet(gas_naha) %>% 
  addTiles()

この世界地図上に、沖縄県那覇市のガソリンスタンドをプロットしてみます。addCirclesの代わりにaddMarkersでも良いかもです。集合体恐怖症の方は注意してください。

map %>% 
  addCircles(lng = ~ longitude, lat = ~latitude)

やっぱり、国道沿いに多いですね〜。

おわりに

次回に続く…。今回作ったデータにメッシュ統計データを組み合わせて分析してみます。

地理情報講座リスト

2
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?