私自身使い始めるときになかなかうまくいかなかったのでこれから始める人がつまづきにくいようにまとめておきます。
1. composerのインストール
composerとはPHPのライブラリを管理するためのツールで、laravelはこれを使ってインストールします。
php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
php -r "if (hash_file('sha384', 'composer-setup.php') === '756890a4488ce9024fc62c56153228907f1545c228516cbf63f885e036d37e9a59d27d63f46af1d4d07ee0f76181c7d3') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"
php composer-setup.php
php -r "unlink('composer-setup.php');"
2行目のコマンドを実行して”Installer corrupt"と出たら、hashキー(数字とアルフェベットの羅列の部分)が間違っている等の可能性があるので公式サイトのCommand-line installationと違っていないか確認してみましょう。
これらが成功するとcomposer.pharとうファイルができていると思います。
./composer.phar --version
これでバージョン情報が表示されればインストールができています。ただ、このままだとcomposer.pharが置かれたディレクトリでしか実行できないのでどこからでも実行できるようにしてあげる必要があります。
#PHPがインストールされている場所を探す
$ dirname $(which php)
/usr/bin/php
# PHP と同じディレクトリに移動し、実行権限を与える
$ mv ./composer.phar $(dirname $(which php))/composer && chmod +x "$_"
これでどこからでもcomposerというコマンドで実行することができます。
2. laravelのインストール
下のコマンドを実行すると現在のディレクトリ配下にtestというディレクトリとともにlaravelのアプリケーション環境が構築されます。
composer create-project laravel/laravel test
composer create-projectで出たエラーの解決法
unzipのエラー
これが出たらunzipというパッケージが不足しているので apt install unzip
mbstringのエラー
これが出たらunzipというパッケージが不足しているので apt install php-mbstring
php-xmlのエラー
これが出たらunzipというパッケージが不足しているので apt install php-xml
エラーがでなければ Applicaion key set successfully となりlaravelのひな型ができます。
3.アプリが稼働するか確認
簡易サーバー機能を使って実際にアクセスしてみて稼働しているか確認してみましょう。
php artisan serve
これで”http://127.0.0.1:8000”にアクセスしてみてこのような画面が出たら成功です。
もしくはIPアドレスやポートを指定するのであれば
php artisan --host=192.168.0.123 --port=9999
とします。