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文字起こしの時短テクニック

Last updated at Posted at 2020-06-27

動画文字起こしの時短を考える

インタビュー動画など10分間ずっとしゃべっている動画では
文字起こしにはかなり時間がかかる。
文字数はおしゃべりな人が10分しゃべり倒していると5000文字ぐらい。。。
自分でも1時間ぐらいはかかる。

今まで色々やってきた中で一番効率がいい方法を紹介

➊まずはある程度自動で文字起こししてもらう

vrewという便利なソフトで動画を読み込んである程度自動で文字起こしをしてもらう。
文字起こしの精度としては
丁寧にしゃべってる人はかなりの精度を持っているけど
会話ぐらいラフにかんだり言い間違いしてる人に対しては60%あたりの精度かな。
それでもvrewはかなりいい文字起こしのソフトです。
昔はgoogleドキュメントでもやってたけどvrewを使ってからはこれ一択
googleはしゃべるスピードについてこれず、起こせない文字もあるのが
vrewは問題ない。
ただ会話の区切りが微妙なとこがあるからそこは誤字も含め次の工程で修正する。

➋vrewで起こした間違いだらけのテキストを修正する

ここは手動で直していくほかない。
ただ一番効率を良くしている部分はこの部分
単純にショートカットキーを使いまくる方法で修正していく。
マウスを全く使わない分、かなり時短になる。

まずはvrewでデータをテキストとしてエクスポートする。
premiereで動画をシーケンスに入れて、再生できるようにしておく。

でpremiereで再生しながらテキストを見比べていく。

ここからが効率を良くする方法

テキストに間違いがあった時点でpremiereを一度停止
Alt+Tab(アクティブウィンドウを切り替える)
でテキストウィンドウをアクティブにするテンキー矢印で修正したいとこまで移動する。
マウスでもいいけどテンキーの方が自分は早く出来る。
そしたらテキストを修正する。
動画をちょっと戻したり何回か聞きたくなるから
またAlt+Tab(アクティブウィンドウを切り替える)でPremiereに戻って
Shift + ← でシーケンスの指定した秒数戻れる
Shift + ←の秒数の設定は
環境設定→再生→SHIFT+左右カーソル移動量で設定出来る。
秒数ではなくシーケンスのフレームに対してなので、自分はとりあえず30Fpsで編集した場合5秒になるよう150フレームで設定している。

その他のショートカットで素早くやれっ!!

私がその他に使うショートカットは
HomeキーとEndキー
これはカーソルを行の頭と後ろに移動できるショートカット
それにShiftを加えて
Shift+Home
Shift+End
で今カーソルがある場所から前や後ろを選択できる。
これで間違った部分とかを選択
あとはCtrl+Shift+End
これは現在カーソル位置からテキストの最後までを選択

他にマウスを使うなら
ダブルダブルクリックで単語選択
トリプルクリックで行選択

でもほとんどマウスは使わないです。

まとめると

Premiereで再生
文字起こしの間違いを探す。
間違ってたらPremiere停止して
Alt+Tabでテキストに移動
文字修正
Alt+Tab で Premiere に移動
Shift + ←で再生場所を巻き戻す
再生する

これの繰り返し

それとは別に毎回誤認識しているテキスト

私はテキストエディタにはNotepadを使っているのですが
毎回、乳の話しているのに父と誤認されているやつは
Ctrl+F で父を検索かけて
乳に全置換する方法で誤認識ワードは一発で直ります。

これで自分はかなり早くなった

単純にマウスを使わずショートカットのみでやるようになっただけでかなりスピードアップした。
かつテキストの間違いチェックもこの時点で2重チェックできるからいいよね。
次にキャプション付けやテロップ付けで3重チェックして、最終プレビューで4重チェック。
是非皆さんも試してみて!!&もっと俺の方が効率いいしスマートだぜ!!って人いたらお願いだから教えてください。

もっと使い勝手を良くするために

vrewからタイムコード付きで書き出してやるとさらに便利
この発言どこだっけなっていう時タイムコード付きのテキストがあればPremiereで探しやすい。
最終的にNotePadで正規表現で検索もかけれるから
タイムコードだけ検索かけて削除すればいい。

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