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Cloud Pak for Data4.0のハンズオン資料:カタログ・プロジェクトを作成する(第2回)

Last updated at Posted at 2022-02-27

カタログ・プロジェクトを作成する(第2回)

記事の内容

WKCの主要な機能を記載いたします。
• データユーザの作成(第1回)
• カタログ・プロジェクトを作成する(第2回)(当記事)
• データアセットの探索、カタログ化する(第3回)
• データアセットの理解とソーシャル化(第4回)
• データのショッピング(必要なデータの選択)(第5回)
• アナリティックスやAIで必要なデータの準備(第6回)
• 機微(センシティブ)なデータの保護(第7回)

本記事は、上記のデータユーザの作成(第1回)の続きです。

データを管理するためのカタログやプロジェクトの作成を行います。

公式ドキュメント

IBM Cloud Pak for Dataの公式ドキュメントはこちらをご参照ください。

本編

カタログを作成する

このハンズオンでは、分析プロジェクトチームが使用する自動車保険請求詐欺分析のための情報資産を格納するためのカタログを作成します。

Watson Knowledge Catalog(以下WKC)は、情報資産を編成および管理するために使用するメタデータをセキュアに共通作業するために利用するためのカタログです。

Default Catalog がアウトオブボックスとして提供されていますが、組織は必要な数のカタログを作成することができます。
では、これから実際にカタログを作成します。

CP4Dにログインしたところから始まります。
image.png

  1. 左上にある IBM Cloud Pak for Data ナビゲーションメニューを選択します。
    image.png
  2. カタログメニューをクリックします。
  3. すべてのカタログをクリックします。
    image.png
  4. 右上の新しいカタログをクリックします。
    image.png
  5. 名前に自動車保険と入力します。
  6. 説明に自動車保険のカタログと入力します。
  7. データ保護ルールを適用するをチェックします。
  8. 注意事項を確認するダイアログが表示されるので、OKを押します。
  9. 作成を押します。

デフォルトでは、カタログ内のデータ資産へのアクセスは、データ資産のプライバシー設定によってのみ制限されます。
プライバシー設定およびポリシー・ルールにより、カタログのどのメンバーがアセットを表示および使用できるかを制限できます。
データ保護ルールを実装して、データ・アクセスを制御し、正しいユーザーが正しいデータにアクセスできるようになります。データ保護ルールを適用するオプションを選択すると、データ保護ルールを適用した場合、データ資産のフィールドレベルのアクセス制御(アクセス拒否やマスク処理など)が可能になります。
これを使用可能にすると、元に戻すことはできませんが、データ資産を保護するための追加のセキュリティ手段を提供する機能は、どの機能も制限または妨害することはありません。

カタログ作成中の画面の後、以下の画面が表示されます。
image.png
カタログ作成が完了したら、カタログを確認できます。

これから、データ利用者をビューアーとしてカタログに追加します。これで、このカタログにアクセスし、データ資産を使用できるようになります。データ保護ルールがどのように実施されているかは、後ほど、このユーザーで確認します。
10. アクセス制御タブをクリックします。
image.png
11. コラボレーターの追加を押します。
image.png
12. ロールとして、ビューアーを選択します。
13. 検索画面で、データと入力します。
14. データ利用者を選択します。
image.png
15. 追加をクリックします。
image.png
これで、データ利用者がビューアーとして追加されました。

分析プロジェクトの作成

このタスクでは、2つの分析プロジェクトを作成します。
1つ目は、自動車保険の分析チームが使用し、分析およびAIアセットとしてコラボレーションしたり作成する「自動車保険プロジェクト」を作成します。Notebooksやモデル、データフロー、ダッシュボードなどを使用して自動車保険請求プロセスを分析します。
自動車保険カタログから、このプロジェクトにデータ資産を追加し、データ処理を行い分析的な洞察ができるデータを準備します。

2つ目は、WKCの自動ディスカバリー機能を確認する「自動車ディスカバリー」を作成します。接続情報をカタログするときに、データ資産を自動的に検出するオプションを選択することができます。検出されたアセットは、レビューのために一時的に保留領域として分析プロジェクトとして追加されます。自動ディスカバリーは別のプロジェクトを使用するため、他のデータ分析プロジェクトを中断させることはありません。データ資産がディスカバーされ、プロジェクトに追加されることで、これらのアセットを確認し、関連するアセットを判別して、それらをカタログに公開することができます。

「自動車保険プロジェクト」の作成

image.png

  1. 左上の IBM Cloud Pak for Data のナビゲーションメニューをクリックします。
    image.png
  2. プロジェクト > 全てのプロジェクトをクリックします。
    image.png
  3. 新しいプロジェクトをクリックします。
    image.png
  4. 分析プロジェクトを選択します。
  5. 次へボタンを押します。
    image.png
  6. 「空のプロジェクトを作成」をクリックします。.
    image.png
  7. 名前に、「自動車保険プロジェクト」と入力します。
  8. 説明に、自動車保険の請求のための分析プロジェクトと入力します。
  9. 作成をクリックします。
    プロジェクトが作成されると以下の画面が表示されます。
    image.png
  10. 右上のXを押して、ダイアログを閉じます。
    image.png
    プロジェクトが作成されると概説が表示されます。
自動車ディスカバープロジェクトの作成

image.png

  1. 右上の IBM Cloud Pak for Data ナビゲーションメニューをクリックします。
    image.png
  2. プロジェクトをクリックします。
    image.png
  3. 「新しいプロジェクト」をクリックします。
    image.png
  4. 「データ品質プロジェクト」を選択します。
  5. 名前に、自動車ディスカバープロジェクトと入力します。
  6. 説明に、自動車アセットのディスカバー用のプロジェクトと入力します。
  7. 作成をクリックします。
    プロジェクトが作成されると概説が表示されます。

次のハンズオン

次は、データアセットの探索、カタログ化する(第3回)です。

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