長い記事を書いていると、最後のほうになるにつれて頭が回らなくなってきます。
特に私の場合、そもそも大量の文字を読むこと自体があまり得意ではありません。
記事を書いて、読み返して、ChatGPTに修正点を出してもらって、
「ここにこの説明を追加したほうがいいです」
と言われる。
なるほど。
追加しよう。
……で、「ここ」ってどこだっけ?
となります。
数千文字、場合によってはもっと長い記事の中から、該当箇所をもう一度探す。
記事がほぼ完成している段階になると、この作業が地味につらいです。
そこで最近は、もうChatGPTに完全に指定しています。
「どこに入れるか」ではなく「Ctrl+Fで何を検索するか」まで聞く
例えば長文の記事をChatGPTに渡して、追加したほうがいい内容を提案されたとします。
このとき、
追加する文章を作ってください。
また、記事内のどこに挿入すればいいか、Ctrl+Fで検索して見つけられる既存の文章をそのまま指定してください。
というように頼みます。
すると、
「○○○○○○」という文章をCtrl+Fで検索してください。
その段落の直後に以下を挿入してください。
というところまで指定してもらえます。
あとは、
Ctrl+F → 指定された文章を貼る → Enter → 該当箇所に飛ぶ → 挿入
です。
これがめちゃくちゃ楽です。
「そのあたりに入れてください」では困る
元気なときなら、
「○○について説明している段落の後に入れると自然です」
でも十分です。
自分で読んで、
「ああ、ここね」
と判断できます。
でも、長い記事を何度も読み返した後だと、それすら面倒になります。
「○○について説明しているところ……どこだ……」
とスクロールして探しているだけで疲れる。
そこで、AIに位置を説明してもらうのではなく、
検索可能な文字列を出してもらう。
これなら探す必要がありません。
人間が文章を目で追って目的地を探すのではなく、検索機能に目的地まで連れていってもらいます。
記事の後半ほど「AIにおんぶに抱っこ」になる
もちろん、最初から全部ChatGPTに判断してもらえばいい、という話ではありません。
何を書くのか。
何を伝えたいのか。
その情報は本当に必要なのか。
ChatGPTの提案を採用するのか。
こういった部分は、自分で判断しながら記事を作っています。
ただ、問題は記事がだいたい出来上がった後です。
もう内容はほぼ完成している。
あと少しだけ説明を足したい。
文章の順番を調整したい。
不足しているところがないか確認したい。
でも、すでに何度も読んでいるので、もう読みたくない。
私はこの状態になると、かなりChatGPTにおんぶに抱っこしてもらいます。
「不足しているところを探してください」
「追加文章を作ってください」
「どこに入れるか指定してください」
「Ctrl+Fで検索する文字列もください」
ここまで頼みます。
疲れているときに、人間がやらなくていい仕事を減らす
長文を書いていて感じるのですが、文章を書くことだけが疲れるわけではありません。
該当箇所を探す。
同じ文章を何度も読む。
前後関係を確認する。
スクロールして戻る。
さっき読んだところをもう一度探す。
こういう小さな作業でも、積み重なるとかなり疲れます。
そして疲れてくると、本当に必要な判断まで雑になってきます。
だったら、判断しなくていいところでは頭を使わないほうがいい。
Ctrl+Fで検索する文字列をAIに指定してもらうのは、本当に小さな工夫です。
でも、この「小さな面倒をAIに渡す」という使い方が、長文を書くときには結構助かっています。
最後に判断するのは自分なので、それ以外は楽をする
AIを使って記事を書いていても、最終的には自分で記事を確認します。
提案された文章がおかしくないか。
自分の言いたかったことになっているか。
余計な内容が入っていないか。
本当にその場所に挿入して自然なのか。
最後の判断と調整は、やはり自分でやる必要があります。
だったら、その判断をするための体力は残しておきたいです。
何千文字もある文章から、
「さっき言われた場所どこだっけ……」
と目視で探すことに体力を使わなくてもいい。
疲れて頭が回らないときは、
「Ctrl+Fで検索できる挿入場所まで指定してください」
とAIに頼んでしまう。
最終判断を自分でするためにも、楽できるところはどんどん楽していいと思っています。
文系Qiita部
この記事で扱った現象は、ChatGPTと長文を作っている途中で起きたことの一つです。
実際には、一つの記事を長期間一緒に作っていると、文章が綺麗に整理されすぎたり、途中の細かい情報が消えたり、誰が最初に言った言葉なのか分からなくなったりと、他にもいろいろな「なんか変だ」が起きました。
それらを一つずつ切り出して観察した記録を「文系Qiita部」にまとめています。