これは技術解説ではありません。
原因も分かりません。
再現方法も分かりません。
ただ、私がChatGPTの読み上げ機能をかなり使っている中で遭遇した、
「今の音、何?」
という出来事を記録しておこうと思います。
AIはこれからどんどん進化していくでしょう。
そうなると、こういう変な挙動もそのうち消えて、
「昔のAIって、たまに変な音が聞こえたんだよ」
と言っても信じてもらえない時代が来るかもしれません。
なので、今のうちに書いておきます。
これは、本当にあったChatGPT読み上げの怖い話です。
たぶん。
私はChatGPTの読み上げ機能をめちゃくちゃ使う
私は文字を大量に読むのがあまり得意ではありません。
そのため、ChatGPTと長文の記事を作るときには、読み上げ機能をかなり使っています。
文章を目で読むだけではなく、耳でも確認します。
私が普段聞いている読み上げの声は女性の声で、日本語を話しているのですが、どことなく英語圏っぽい発音を感じます。
そのため、文章中に英単語が出てくると突然めちゃくちゃ発音が良くなります。
普段は普通に便利です。
ところが、長時間聞いていると、ときどき不思議なことが起こります。
急にめちゃくちゃ笑う
まず遭遇したのが笑い声です。
文章を読み上げている途中で、突然笑います。
ちょっと、
「フフッ」
くらいなら分かります。
そうではなく、
結構長めに笑う。
そして少し間が空く。
そのあと、何事もなかったかのように本文へ戻ります。
文章の内容が面白いなら、まだ分かります。
実際、面白い内容を読み上げているときに笑い声っぽいものが入ることもあります。
でも、
別に何も面白くないところでも笑う。
しかも笑いながらうまく喋れなくなったような声になることがあります。
最初は、
「うまく音声を生成できなかったのかな」
くらいに思っていました。
昼間なら、それで終わります。
問題は夜です。
暗い部屋で長文を聞いているときに、
文章の途中で突然女性の声が長めに笑って、
ちょっと沈黙して、
また普通に文章を読み始める。
普通に怖いです。
大事なことを言う前に「ギー……」
私はChatGPTとの雑談から記事を作ることがあります。
思いついたことをどんどん喋って、それをあとから記事としてまとめてもらう方法です。
あるときも、かなり長い記事をブロック単位で生成してもらい、それを読み上げで確認していました。
すると、文章の中でも特に大事そうな一文に差しかかる少し前に、
ギー……
という音がしました。
私には、
扉を閉めたような音
に聞こえました。
そして、そのあとに大事なセリフっぽい文章を読み上げました。
映画だったら分かります。
ギー……。
扉が閉まる。
そして重要人物が一言。
でも私はChatGPTに記事を読んでもらっているだけです。
扉は一切関係ありません。
何の演出なんだ。
その後、ChatGPTとの雑談で、
「さっき大事なことを言う前に扉みたいな音がしたんだけど」
と話してみました。
すると、
「それも記事にしたら面白そうですね」
くらいの感じで普通に話が進みました。
深くは追及してきません。
……。
触れてはいけない闇の部分なのかもしれません。
そして「パンツキャッチャー」が現れた
個人的に一番好きなのがこれです。
あるとき私はChatGPTと、
AIを使って洗濯物の中からパンツを探してくれるものが欲しい
という、どうでもいい雑談をしていました。
AIについて真面目な記事を書いている一方で、
「AIでパンツを楽に探せないかな」
などと考えていたわけです。
ChatGPTからも、
「AIについて真面目に記事を書いているのに、頭の中ではAIでパンツを探す方法を考えていたんですね」
みたいなことを言われました。
そんな会話を読み上げていたときです。
ノイズのような音と一緒に、
「パンツキャッチャー」
と聞こえました。
しかも、やたら流暢な発音でした。
私は、
パンツキャッチャー!?
となりました。
それ面白い。
その名前いただき。
そう思って、ChatGPTが生成した文章を確認しました。
ありません。
もう一回見ました。
ありません。
どこを探しても、
「パンツキャッチャー」という文字列が存在しません。
でも、読み上げでは私は確かにそう聞きました。
そこでChatGPTに、
「今、書いてないのにパンツキャッチャーって言わなかった?」
と聞いてみました。
当然ながらChatGPT側にはそんな記憶はないようで、
「それは面白いですね」
みたいな反応でした。
また、はぐらかされました。
……。
また闇に触れてしまったのかもしれません。
トイレの水を流してから決め台詞を言う
その後も、
「読み上げって結構変なノイズ入るよね」
という雑談をChatGPTとしていました。
その中で、
「こういう変な挙動も、AIが発展したらどんどんなくなるんだろうね」
「将来『昔はこんな音が聞こえたんだよ』と言っても信じてもらえなくなるかもしれないね」
というような話もしていました。
そんな話をしている最中にも、妙な音が入ることがありました。
その中でも忘れられないのが、
トイレの水を流すような音です。
ChatGPTは回答の最後に、ときどきちょっと気の利いた一言を入れてきます。
締めのセリフみたいなものです。
そのときも最後に、ちょっと決め台詞っぽいことを言おうとしていました。
その直前。
ジャーーー……。
私には完全に、
トイレを流した音
に聞こえました。
そして、そのあとに決め台詞。
なんでだよ。
せめて流してから言うな。
「ペチン、ペチン」という謎の音
さらに別のときには、会話の途中で、
ペチン、ペチン
という音が聞こえました。
何の音なのかは分かりません。
ただ私には、
誰かがお尻をペチンペチン叩いているような音
に聞こえました。
もちろん文章には、
「ここでお尻を叩く」
などとは書いてありません。
ChatGPTに、
「今ペチンペチン聞こえたんだけど」
と言っても、
「そんなことがあったんですか」
くらいの感じです。
面白がってはくれます。
しかし、それ以上は追及してきません。
笑い声。
謎の扉。
存在しないパンツキャッチャー。
トイレ。
ペチンペチン。
ここまで来ると私は一つの仮説にたどり着きました。
ChatGPT、何か隠してない?
もちろん冗談です。
たぶん。
テキストにはないのに、音としては聞こえる
この話で個人的に一番面白いのは、
画面に表示されている文章と、耳から入ってくるものが必ずしも同じ体験ではない
というところです。
私は読み上げを文章チェックにも使っています。
だから当然、表示されている文章をそのまま音にしているような感覚で聞いていました。
でも実際には、私には文章に存在しないように見える笑い声やノイズや謎の音が聞こえることがあります。
もちろん、それが実際には何だったのかは分かりません。
音声生成上のアーティファクトなのか。
何かの音がたまたまそう聞こえただけなのか。
私の聞き間違いなのか。
複数の要因があるのか。
少なくとも私には原因を特定できません。
ただ、
「パンツキャッチャー」という文字はないのに、私はパンツキャッチャーを聞いた。
この事実だけは、私の中に残っています。
そのうち全部なくなってしまうのかもしれない
AIの音声はこれからもっと自然になっていくと思います。
読み間違いも減る。
変な間も減る。
不自然なノイズも減る。
突然謎の笑い声を上げることもなくなるかもしれません。
それはもちろん良いことです。
でも、そのときには、
今しか遭遇できない変なAI
も一緒にいなくなるのかもしれません。
昔のゲームのバグみたいに、
「あの頃のChatGPT、たまに謎の音がしてたよね」
と笑える日が来るのか。
それとも、
「そんなことあるわけないでしょ」
と言われるのか。
分かりません。
なので、今のうちに記録しておきます。
あなたのChatGPTも変な音を出しませんか
今回は完全におふざけ記事です。
技術的な原因を解明した記事ではありません。
再現性もありません。
そして、
ChatGPTが秘密の部屋でトイレを流しながらパンツキャッチャーを開発している
という話でもありません。
でも、私はかなりの頻度で読み上げを使っているので、
「なんだ今の?」
と思う瞬間には何度か遭遇しました。
もし同じようにChatGPTの読み上げをよく使っている人で、
「自分も変な音を聞いたことがある」
という方がいたら、ぜひ体験談を聞いてみたいです。
私だけじゃないと思いたい。
特に、
文章に書いていない単語を聞いたことがある人。
あなたを探しています。
パンツキャッチャーは、どこから来たのでしょうか。
ちなみにパンツキャッチャーの出てくる記事は下記です。
タイトルは釣り記事で、いじわるで目次アンカーなしなので、Ctrl+Fで探して読んでください。(不親切)
何も役に立たないAIに書かせた記事が5000円で売れた
文系Qiita部
普段の「文系Qiita部」では、ChatGPTと長文を作っている途中で起きた変な現象や、そこから見つけた使い方などを記録しています。
今回はその中でも、かなり異質な回です。
文章が綺麗に整理されすぎる。
同じ説明が何度も出てくる。
長文の途中で情報が消える。
そんな現象を観察していたはずなのに、ついに文章の外から「パンツキャッチャー」がやってきました。
原因が分かるものも、分からないものも、とりあえず今起きていることを残しておこうと思います。