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ssh接続先のros2 launchでGDBを使う方法

Last updated at Posted at 2024-01-26

Answer

手順1. デバッグ向けにビルド

・コマンドラインで指定する方法
ビルド時に、colcon build に、下記オプションを付ける。

--cmake-args -DCMAKE_BUILD_TYPE=Debug

・CMakeLists.txtで指定する方法
CMakeLists.txtに下記の1行を追加する。

add_compile_options(-g)

手順2. 実行ファイル実行コマンドにprefixを付ける

ローンチファイルで、Node()またはLifecycleNode()の引数に

prefix='xterm -e gdb -ex "break main" -ex run --args'

を加える。

以上。

 
以上でおしまい。
ローンチすると新規ウィンドウでGDBプロンプトが開き、mainの直前でブレークしてくれる。

背景

ros2 launchでは、GDBプロンプトが使えなさそう。
私はFoxyで使えませんでした。
参考リンク

もう少し調べると、抜け道を発見した記事を見つけました。
その記事ではWSLで成功したことを報告していますが、
私はWSL2だけでなく、ネイティブのLinuxマシンでも成功することを確認しました。

ros2 run でGDBを使いたい場合

参考:https://zenn.dev/shotaak/articles/e03f4c85497395

手順としては、ビルド時にコンパイルオプションを付けるところまでは同じ(本記事の上部に記載)。

そして、ros2 runするときに、

ros2 run --prefix 'xterm -e gdb -ex "break main" -ex run --args' <パッケージ名> <実行ファイル名>

つまり、ローンチファイルの Node() のオプションで prefix='...' と書いたのは、ros2 run の prefixを設定していたということなんですね。

ssh接続していない場合

リモート環境ではない場合、xtermを使う必要が無い。
単に xterm -e が不要となって、prefix は gdb -ex "break main" -ex run --args でよい。

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