この部分

発端

ある日いつものようにファイルの権限を見ようと ls -l したところ、いつもはスルーしてた上記の個所がふと気になったので調べました。

結論

「ハードリンク」の数

ext4など、linuxでよく使用されるファイルシステムでは以下の3つに分けてファイルを管理しています。

既存のi-nodeに別のファイル名を紐づけたもの。
i-node、データブロックは既存のものと共通なのでハードリンクからファイルを編集すると元のディレクトリエントリからファイルを開いても編集が反映される。

リンク先のファイルへの参照を保持するファイル。
ハードリンクと異なりまったく別個のi-node、データブロックを持つ。

データブロックにリンク先のパスを保持する。

catなどをシンボリックリンクに対して実行すると、ファイルシステムはシンボリックリンクのi-nodeからそれがシンボリックリンクであることを認識し、リンク先を参照しに行く。