まずはじめに
プログラミングをやってみようとしてまず考える事が「どのプログラミング言語から初めよう?」というところではないでしょうか。
そしてググっていくとRubyというプログラミング言語が真っ先に情報として入ってくるのではないでしょうか?
Rubyが真っ先に初心者に引っかかる理由は何と言っても「プログラミングスクールの殆どがRubyを激推ししているから」に尽きます。
ちなみに更にググってみるとRubyと似た言語にPHPとPythonがあるのです。
一体どの言語を勉強すれば良いのでしょうか?
RubyとPHPとPythonのイメージ
まず、殆ど知識が無い状態の私が持っていたイメージ。
- Ruby - 初めて耳にする。
- PHP - 古臭い。
- Python - 初めて耳にする。
結果、なんとなくPHPは聞いたことがある...という程度です。私の場合は、ワードプレスでブログ運営していた時期が少しばかりあったのでPHPというプログラミング言語の存在は知っていました。
PHPは古臭いと書きましたが、ググってみると、
- Ruby - 1993年2月24日生まれ(1995年12月発表)
- PHP - 1994年生まれ(1995年6月8日発表)
- Python - 1990年生まれ(1991年発表)
PHPがこの3つのプログラミング言語の中で新しいことが分かりました。イメージだけで、古臭いと決め付けていたPHPに謝りたいです。
PHPだけ少し違う!?
比較されるには何か理由がある訳ですが、この3つのプログラミング言語は、サーバーサイドでとても使われている言語です。
そして、記述の方法がとてもよく似ています。
例えばシンプルにHello world!を3つの言語で使用してみましょう!
print "Hello World!"
<?php
echo "Hello World!";
?>
print("Hello world!")
......
....
..
気づきましたか!?
RubyとPythonは書き方が似ていますが、PHPだけ少しゴチャっとしていますよね。先ほどは、記述方法がよく似ていると書きましたが、実はよくよく見てみるとPHPだけどこか違います。
なぜ、PHPだけ少しゴチャっとしているのかはPHPのWikipediaに下記のような記載を見つけましたが、これが答えなのではないでしょうか?
元々PHPはプログラミング言語と言えるものではなく、単にテンプレート的な処理を行うだけであったが、度重なる機能追加やコードの書き直しにより、2017年現在リリースされているPHP 5やPHP 7は目的によらず汎用的に使うことの出来るスクリプト言語となっている。
要するに
PHPは元々、プログラミング言語とは違うものだった。
推測ですが、それが答えだと思います。
RubyとPHPとPythonはなぜ比較されるのか?
ここでは大きく考えられる2つの要因について書きます。
フレームワークが凄い
フレームワークは、アプリケーションを作るときに開発工程を大幅に短縮することのできるソフトウェアのことで、この__フレームワークが充実している=凄い機能のアプリを短期間で作成することのできる。__使える人が使えば、魔法のアイテムのようなものですが、今回紹介したRubyとPHPとPythonには、
- Ruby - Ruby on Rails
- PHP - Laravel
- Python - Django
上記のような素晴らしいフレームワークが揃っています。
近年伸びているメジャーサイトが利用している
やっぱりここに尽きるのではないでしょうか?
- Ruby - Twitter, Hulu etc...
- PHP - Wikipedia, Facebook etc...
- Python - Googleの検索エンジン, YouTube etc...
どのプログラミング言語も甲乙付け難い一流企業が利用しています。
結局どの言語を学べばいいのか?
興味を持った言語を学べば良いと言ったらそれで済む話ですが、
趣味ではなく就職や転職の為に学んでいるのならば単純に求人数だけを見てみると、
PHP>=Ruby>Python
の傾向なので、PHPが一番なのかもしれません。
あくまで、求人数だけでの話ですが...。
参考: 【PHP/Python/Rubyを比べてみた】言語のメリットとデメリット、特徴まとめ | Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)