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Git / GitHub の使い方演習【MacOS 10.15 Catalina】

Last updated at Posted at 2022-10-18

Git / GitHubの使い方の勉強過程をまとめてみました。

OS環境:MacOS 10.15 Catalina (MacOS 12.6 Montereyでも確認)
git環境:git version 2.37.0

1. HomebrewからGitをインストールする

1.1 Homebrewを最新にする

homebrewのアップデート
$ brew update  #homebrewのupdate
$ brew -v  #version確認 

brewが通らない人はexport PATH="$PATH:/opt/homebrew/bin/" を.bash_profileに書き込んでね(bashの場合)

1.2 gitをインストールする

gitのインストール
$ brew install git  #gitのインストール
$ git --version  #バージョン確認

2. Gitのパスをインストール

2.1 使用中のシェルを確認

$ echo SHELL  #使用中のシェルを確認(bash oe zsh)

2.2 シェルに合わせたパスの追加

$ sudo vi ~/.zshrc  #zshの場合
$ sudo vi ~/.bash_profile  #bashの場合
#パスの設定
export PATH=/usr/local/bin/git:$PATH
#シェルの再起動 
$ exec $SHELL -l
#gitのバージョン確認 
$ git --version

viエディタについて
Escで閲覧モード、aやiで挿入モード
閲覧モード時に :wqで保存終了

3. パスワード等の設定

git config --global user.name 'xxx'
git config --global user.email 'xxx'

4. SSH接続の設定 

4.1 秘密鍵を作成する

.sshフォルダがない場合は作成する

# カレントディレクトリをhomeに
$ cd
# 隠しフォルダを確認
$ ls -a 
# ここで.sshディレクトリがない場合は作成 
$ mkdir .ssh

ssh-keygenコマンドで公開鍵と秘密鍵を作成

オプション名 説明
-t 作成する鍵の暗号化形式を「rsa」(デフォルト)、「dsa」「ecdsa」「ed25519」から指定する
-b 作成する鍵のビット数を指定する(RSA形式の場合、デフォルトは2048bit)
-C コメントを指定する(デフォルトは「ユーザー名@ホスト名」。「-C ""」でコメントを削除)

コマンド実行時に、保存フォルダおよびパスフレーズを聞かれますが、入力せずにEnterを押すとそれぞれ ~/.sshディレクトリと、パスフレーズなしに設定されます。

$ cd ./.ssh
# ed25519で作成する場合
$ ssh-keygen -t ed25519 -C メールアドレス
# rsaで作成する場合
$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C メールアドレス

ed25519の場合は
id_ed25519 (秘密鍵)
id_ed25519.pub (公開鍵)

rsaの場合は
id_rsa (秘密鍵)
id_rsa.pub (公開鍵)
が作成される

4.2 公開鍵の方の内容を登録する

gitHubのSettings > SSH and GPG keys > New SSH keyにコピー&ペーストで貼り付ける。
(ssh 以下、メールアドレスまで全て貼り付ける)

4.3 接続確認

$ ssh -T git@github.com
# パスフレーズを設定している場合は入力を求められる

4.4 (補足)pushの際にパスフレーズを求められないようにする

ssh-addでSSH鍵をssh-agentに登録する

$ ssh-add 秘密鍵ファイルのパス
# 登録されていることを確認
$ ssh-add -l

~/.ssh/configにSSH鍵のパスフレーズを記憶するように設定する

config
# common
Host *
 UseKeychain yes
 AddKeysToAgent yes

5. 実際のリモートへのpushまで

5.1 gitでローカルにリポジトリを作成

# gitを始める
$ git init
# フォルダ内のファイルを確認する 
$ ls -a
# うまくいっていれば .git ディレクトリができている

5.2 githubでリモートにpushする

初めはREADMEや.ignoreを作成するオプションはなくてOK。
開始時に使用するコマンドが出てくるので、そのまま入れていく。

# マスターブランチの名前を確認
$ git branch
# "master"と出てきた場合は、以下でmainに変更する
$ git branch -M main
$ git branch #確認

次に、リモートの保存先リポジトリを設定する

# リポジトリに接続(originが指定したリポジトリになる)
$ git remote add origin git@github.com:***/***.git
# 確認
$ git remote -v
# pushするbranchを指定
$ git push -u origin main

ここまで設定したら、あとは実際のpush

# 変更をaddしていく
$ git add . #全てのファイルの変更をadd
# ローカルでcommitする
$ git commit -m "コメント"
# リモートにpushする
$ git push
# 現在の状態を確認
$ git branch -vv

6. リモートにアップロードしたくないファイルについて

  • ローカルフォルダ内に .gitignore ファイルを作成
  • 中に除外したいファイルの名前を書く
  • 正規表現で拡張子指定、ディレクトリ指定で下層のファイルをまとめて指定などもできる

7. branchの管理について

ブランチ管理のコマンド一覧

コマンド 説明
git branch ブランチの確認
git branch <new> 新規ブランチ作成
git branch -m <old> <new> ブランチ名変更
git branch -d <ブランチ名> ブランチの削除
git switch <ブランチ名> ブランチを切替
git switch -c <new> 新規ブランチ作成+切替

branchからのpushは、初めリモートのブランチ名を指定してのpushが必要になります

# ローカルとリモートのブランチの確認
$ git branch -vv
## * main ******* [origin/main] *** のように表示される
# push先を指定してpush
$ git push origin/<ブランチ名>

8. プルリクエストについて

8.1 github側(リモート)でマージ

  • branch表示画面または"Pull requests"タブの"Compare & pull request"を選択
  • baseとcompareのbranchを選択し、"Create pull request"を選択
  • Conflictのチェック結果が表示される
    • なければ"Merge pull request"、"Confirm merge"でmergeできる(closeする)

8.2 ローカル側でマージ

mergeされたいブランチ側にいる状態で、git merge 比較するブランチ名 でmergeできる。

mergeされたいブランチ ← 比較するブランチ

コメントを求められる時はviエディタで追記すればよい

  • aまたはiで入力モード
  • escで操作モード
  • :wqで保存し終了
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