Nooelec NESDR SMArt v5などのRTL-SDRデバイスは、安価でありながら広帯域のI/Q信号を直接PCに取り込めるため、ソフトウェア無線(SDR)環境の構築に非常に有用である。
本稿では、Windows環境のSDR#(SDR Sharp)64-bit版でNESDR v5を正常に認識させるための手順をまとめる。
1. Zadigによるドライバのインストール手順
Windows環境でSDRソフトウェアを使用するためにはドライバのインストールが必要である。Nooelec公式マニュアルに沿って、汎用USBドライバへの差し替えを行う。
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NESDRを空いているUSBポートに接続する。
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「NESDR Driver Installer」であるZadigを開く。
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「Options」メニューから「List All Devices」を選択する。
- ※デバイスがリストに表示されない場合は、「Options」ドロップダウンメニューから「List All Devices」を選択した後、「Ignore Hubs Or Composite Parents」のチェックを外して確認する。
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メインのドロップダウンからNESDRを選択する。
- 環境によってNESDRの名称が異なる場合がある。
- 多くの場合、ドロップダウン内の識別子は「製品名」となる。
- 「Bulk-In, Interface」にInterface 0またはInterface 1と付記されている場合は、Interface 0を選択する。
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選択したデバイスのUSB IDが「0BDA 2838」または「0BDA 2832」であることを確認する。
- これらのUSB IDを持たない場合は続行せず、手順4に戻る。
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「Install Driver」、「Reinstall Driver」、または「Replace Driver」という大きなボタンを押してインストールを完了する。
- 動作環境によってボタンの名称は異なるが、いずれもドライバのインストールを実行する。
2. SDR#ダウンロードおよびinstall-rtlsdr.bat の実行
Zadigで正しい階層にドライバをインストールしても、SDR#側でハードウェアにアクセスするためのバックエンドライブラリ(DLL)が不足していると、設定パネルのDeviceが「Unknown」となる。
- ダウンロードして解凍したSDR#のフォルダを開く
- フォルダ内にある
install-rtlsdr.batというバッチファイルをダブルクリックして実行する - コマンドプロンプトが起動し、RTL-SDRの動作に必要なライブラリ群(
rtlsdr.dllやlibusb-1.0.dllなど)が自動的にダウンロードされ、SDR#のフォルダ内に配置される
3. SDR#での動作確認
- SDR#フォルダ内の
SDRSharp.exeを起動する - 画面左上の
SourceドロップダウンメニューからRTL-SDR (USB)を選択する - デバイスリストにハードウェアが認識されたことを確認後、画面上部の再生ボタン(▶)をクリックする
- ウォーターフォールに受信波形が描画されればセットアップは完了である
まとめ
上記により、簡単にNooelec NESDR v5 (RTL-SDR) をSDR#で認識できるようになった。
手順等がアップデートされることもあるので、公式の説明書等をよく読んで作業を行ってください。
参考