カスタム表示ラベルとは
カスタム表示ラベルは、Apex クラス、Visualforce ページ、または Lightning コンポーネントからアクセスできるカスタムテキスト値です。テキスト値は、Salesforce でサポートされるすべての言語に翻訳することができます。
組織では、最大 5,000 個のカスタム表示ラベルを作成でき、長さは最大 1,000 文字です。管理パッケージのカスタム表示ラベルは、この制限に含まれません。
カスタム表示ラベルにアクセスするには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「カスタム表示ラベル」と入力し、[カスタム表示ラベル] を選択します。
カスタム表示ラベルの設定
設定から「カスタム表示ラベル」と検索します。
新規カスタム表示ラベルを押下します。
簡単な説明、名前を入力して、値に表示させたい内容(デフォルトの値)を入力します。
新規カスタム表示ラベルを押下します。
カスタム項目の設定
試しにカスタム項目を作成します。
デフォルト値を設定します。
差し込み項目の種類で、$Labelを選択します。
項目の挿入で該当のカスタム表示ラベルを選択します。
デフォルト値
$Label.PhoneDefaultValue
取引先の新規作成
取引先を新規作成してみます。
先ほど作成した担当電話に、デフォルトで値が入力されました。
Apex構文
Apex では、System.Label.Label_name 構文を使用します。
System.Label クラスでメソッドを使用して、翻訳された表示ラベルを確認および取得することもできます。
Apexで確認
Apexデバッグでも確認してみます。
該当するラベルが表示されました。
いかがでしたでしょうか。
頻繁に使用するテキストをカスタム表示ラベルとして作成しておき、項目やApexで使用することにより、表記のブレや、修正の反映漏れを防ぐことができるかと思います。
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