最近、大量データを扱うことがあったので、Bulk APIについて概要をまとめました。
Bulk Apiとは
Salesforceで大量のデータを扱う際のプログラムオプションです。
たとえば、2,000件以上のレコード(データ)を一度に追加したり、更新したりする場合に非同期で処理されます。
現在、Bulk API 2.0 と Bulk APIの2種類があります。
Bulk API 2.0 と Bulk API の違い
Bulk API 2.0は、大量のデータを効率的にSalesforceに読み込んだり、データを一括でクエリ(検索)できる方法です。前のバージョンと比べて、コードを書く手間を減らし、ジョブの進行状況を簡単に確認できるようになっています。また、失敗したデータの自動再試行や、複数の処理を同時に進められる並列処理にも対応しているため、大量のデータを管理する作業が簡単になります。
使い分け
もし扱うレコードが2,000件以下なら、「REST API」や「SOAP API」での同期処理がおすすめです。簡単に言うと、少ないデータならその場で確認しながら進めるやり方、大量のデータなら裏でまとめて処理する非同期があります。
非同期処理
わかりやすくいうと、データをまとめて送信してすぐに結果を待たずに裏で処理を進める方法です。