はじめに
BeeXのインサイドセールス田中です。
1年前のクリスマスシーズンに記事を投稿してからあっという間に1年経ってしまいました…
久しぶりのQiita執筆です。
今回は、クラウド上でActive Directoryを実現する方法について情報をまとめたいと思います。
今年1年、オンプレミス上のActive Directoryをクラウドに移行したいというご相談をいくつか頂きました。
ご提案の過程で調べた情報がありますので、そちらを記事にまとめたいと思います
技術的な内容というよりは、営業目線でそれぞれ移行方法の違いを説明する内容となります
Active Directoryとはなにか?
Active Directory は、WindowsServerに搭載されている機能の1つです。
会社や組織のネットワーク上で「このユーザーは誰なのか?」という認証とアクセス制御を行うことができます。
例えば、一部の人にしかアクセスしてほしくない機密情報へのアクセス制限や複合機やサーバといったリソースへのアクセス制御があげられます。
Active Directoryをクラウドで実現する方法
私が調べたところによると、Active Directoryをクラウド上で実現する方法は、4つありました。
もしこんな方法もあるよ!という場合は、こっそり教えてください
AWS上で実現する方法
(1) EC2上にActive Directoryサーバを構築する方法
(2) マネージドサービス「AWS Directory Service」を使う方法:Simple AD
(3) マネージドサービス「AWS Directory Service」を使う方法:Managed Microsoft AD
Azure上で実現する方法
(4) Azure Active Directoryを使う方法
それぞれの方法を比較してみた
実際にはActive Directoryでお客様が実現している内容をヒアリングした上でどの方法が最適なのかをアドバイスしたり、提案したりすると思いますので、比較ポイントはもっと技術寄りの内容で多く存在すると思います。
今回はまずは、「ADサーバクラウドに移行したいけど、どんな方法があるの?」と聞かれたときにこんな情報をまずは出せたら会話が膨らむかな?という視点で情報をまとめてみました!
最後に
社内リソースの管理もADサーバで実施している場合など、ADサーバをクラウド化するのは簡単ではないんだと思いました。
営業目線だと、何でも「クラウド移行しませんか?」から入ってしまうことが多いのですが、お客様の状況や環境を知ったうえで、
移行できるもの/移行できないもの、工夫すれば移行できるもの等々、切り分けてご提案できるようになりたいです。
特にインサイドセールスは、当社とまだお取引がないお客様と商談をさせて頂く機会が多いので、当社のことを知ってもらうよりもまずは、私がお客様のことを深く理解できるように会話のベースとなる知識や知見の習得に日々励みたいと思います