この記事は生産性向上のための環境整備2020 【PR】 Lenovo Advent Calendar 2020の1日目の記事です。
最初に陳謝させていただきますと、Lenovo様の製品に対しての言及はございません。
以前LenovoのPC1を使っていたことはあるのですが、今回出番をご用意できなかったことを予め謝罪させていただきます。
はじめに
ネタが古いですが 定額給付金10万円、皆さま何に使われましたでしょうか?
ちょうど外出の自粛など、在宅で勤務する方が増えてきたタイミングでの給付だったこともあり、家にいることが増えたため、身の回りを快適にするために使った方も多かったかと思います。
私もコロナの影響で完全フルリモート化したのですが、在宅での開発をより快適にするためいくつか導入し、良かったものをご紹介させていただきます。
快適な在宅ワークにあたり導入したもの
この度私が導入して良かったとおすすめできるものは以下です。
- FLEXISPOT スタンディングデスク 電動式 昇降デスク 5万(内訳:電動デスク3.3万+天板1.4万+工具0.3万)
- Amazonベーシック モニターアーム シングル ディスプレイタイプ ブラック 1.2万
- ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3 or イヤーマフ 0.2~2.6万
合計: 6.4~8.6万!!
※たまたま10万以内に収ったためこのようなタイトルをつけましたが、金額に深い意味はありません。
在宅ワークになり、リズムがあまりつかめず仕事に集中できない日々もあったのですが、これらを使うことでメリハリのある在宅ワークライフを満喫しております。
ちなみに、1Rの狭い部屋ですが、ご参考までに私の開発周りはこんな感じです(撮影のためちょっと綺麗にしてます)
1.FLEXISPOT スタンディングデスク 電動式 昇降デスク
ぶっちゃけると、__電動スタンディングデスクはいいぞ__というのが今回言いたかったことの8割です。
エンジニアは長時間座って作業をするため、良い椅子に投資するという方も多いかと思いますが、それよりまず全エンジニアはスタンディングデスクで作業するべきと(ちょっと主語をでかく)おすすめさせていただきます。
スタンディングデスクというと、日本でも楽天など導入している企業がいくつかありご存知な方も多いかと思いますが、ざっとおすすめポイントを挙げさせていただくと、
- 集中力・作業効率がアップする
- 健康に良い
- 眠くならず、ダラダラしない
の3点です!
おすすめ理由① 集中力・作業効率がアップする
この世で一番大切なもの、そう効率ですね。
座り作業より、実際に様々な研究で立ちの方がクリエイティブな作業に向くということが、科学的にも証明されているそうです。
例えば、テキサス大学の研究では、コールセンターでスタンディングデスクを利用したグループは生産性が46%もアップしたとか、脳の認知機能や実行機能が向上し、ワーキングメモリーが高くなって記憶力が上がったと言った効果が見られています。
詳しい原因は見つけられませんでしたが、立って仕事をすることは血流を良くして脳を活性化する運動と似た効果があるからではと言われているようです。
この点、データはないですが私自身として実感はあり、立って作業すると集中できて捗るというより、
たまに自宅以外のカフェなどで座って作業しようとするとついボーッとしてしまうと感じることが多々あります。
あとは本を読むときも座って、よりちょっと歩きながら読んだりとか。
まあそんな個人の感想より、スタンディングを否定する確固とした論文が見当たらず、肯定的なものが多いことから信じて良いものと考えております。
おすすめ理由② 健康に良い
そもそも、座り仕事というのは健康に悪いです。
座りっぱなしは寿命を縮めると言われており、死亡リスクを40%も高めるのだとか。
こちらは良い椅子や姿勢をサポートする器具を使うことで多少良くなるのですが、根本的に同じ姿勢を取り続けるということが体に良くないため、定期的に姿勢を変えるためにもスタンディングデスクは有用かと思われます。
悪いのは同じ姿勢を取り続けることなので立ちでの作業もも同じですが、立ちっぱなしは疲れるため座ったり歩いたりしたくなるためこれを防ぐことができます。
(私も集中するとつい長時間作業をしてしまいますが、足の疲れがそろそろ一息入れろ、というサインになっています)
ちなみに余談ですが、この写真の下の方にあるボックスは、紙で保有している技術書2入れ兼、仁王立ちに疲れた際の足蹴としてとても重宝しております。(安心、安定の無印製(だったと思う))
おすすめ理由③ 眠くならず、ダラダラしない
在宅だと、これが1番のメリットかもしれません。
オフィスでも在宅でもそうですが、寝起きや昼食後は仕事があっても眠くなりますね。
そんな中、座ってしまいますと副交感神経(体を休ませる器官の働きを促す)が優位になるためどうしても眠くなったり気分が上がらなかったりします。
オフィスだと人の目があるためなんとかなりますが、在宅だと監視がないことも多く、そのままダラダラGoToBedということも・・
ですが、立つことで逆の交感神経が優位になるため、作業しているうちに眠気もだんだん減っていきます(立ったまま眠れるのはのび太くんぐらいしかいないはず・・)
これは起床後のオンオフの切り替えにも役立ち、在宅だと出勤という動作がなくスイッチが入りづらかったのですが、スタンディングで作業をすることにより、より早く仕事モードに入れるため私的にすごく助かっています。
ちなみに同じような理由で、椅子も簡易なものしか持ってません。
近所のリサイクルショップで買った安い椅子と、整体でおすすめされてオフィスで使っていたBackjoyという姿勢をサポートするものをおいて使っています。
ゲーミングチェアなどの良い椅子の購入も考えたのですが、予算やスペースの関係と、座りごごちが良い椅子を持つとつい長く座ってしまうと考えたためとりあえず購入せず、今現在もなんら不都合ない(むしろ立ちに慣れる)ためこのままとしています。
もし、電動スタンディングを買うとしたら
もしここまでで興味を持たれた方がいたら、何を買うかは以下をご参考に。
電動スタンディングデスクにも色々あり、楽天が導入しているというオカムラなんにせよ高く、
定額給付金の10万を軽く超えてしまうため、私はこちらのFLEXISPOT スタンディングデスク 電動式 昇降デスクをおすすめしております。
天板のセットもあるのですが、ちょっと割高だったり、好みのサイズが選べないというデメリットもあるため、私はこのパイン集成材 【4色×150サイズから選べる】を購入しました。
こちらは1600mmのもので1万弱+送料4,000円で、お値段比のコスパは素晴らしいものがあったですが、
- Amazonの画像よりちょっと薄い色でくる(カスタマーレビューや、youtubeでブライワックス+色で検索して好みの色かチェックした方が良い)
- 加工がないので、水に濡らすとすぐ色落ちする(テープ等も同様)
という点は使ってみて注意が必要かなと思いました。(私は色はしばらくしたらワックス買って塗り直す予定)
※これがジャコビアンの色です。また、専用のものでないので当然ですが、ネジ穴がないため[電動ドライバー](https://amzn.to/3lmjZGL)で穴あけが必要です。
(上に置くだけでも昇降程度では問題ないのですが、地震など万が一に備えて固定しておいた方が良いかと)
なお、もっと安いのであればニトリやイケヤの天板があるのですが、作業スペースとして半分PC&モニタ、半分本屋ノートor食事スペースとして使いたかったため、部屋のスペースを鑑み1600mmの天板を求めて私はこれにしました。
その他小ネタとして、配線周りはデスク下の一見見えない箇所にまとめて固定して置くと、見た目もスッキリして余分な集中力を削がれず気持ちが良いのでおすすめです。
(この辺りはyoutubeで検索するとデスク周りスッキリさせている方がたくさんいるためそちらを参照いただくと良いかと思いますが、気になる方はコメントください)
といっても、スタンディングスタイルがあうかわからないしな・・
そういった方はいきなり電動のスタンディングデスクではなく、今ある机をかさ上げして試してみるという手法をとってみると良いかと思います。
かくいう私もいきなりスタンディングではなく、
リモートだと集中できないな・・ → スタンディング良さそう?試しにやってみるか → 良さそう!
という感じで始めまして、最初は押入れにケースを積んでスタンディングしていたりしました(笑)
↑の左下あたりにある机の上に乗せてスタンディング化するパソコンスタンドを使ってたこともありまして、普通の机がある方は、試しにこういうのを買ってみるもの有りかと思います。
これでいけるぞ・・欲しいぞ・・というタイミングで給付金→購入というのが私のパターンでした。
さらにいうと、手作りのものは微妙な高さ調整がしづらく私もちょっとモニタとの角度が合わずストレートネック3になったこともあったので、
試して良さそうであれば早めにちゃんとしたものを導入するのがおすすめです。
また、固定式のものであれば2万とかでもありますが、頻繁に上げ下げしたいなら電動のが楽ですし、
他に机があって休憩&食事はそっち、とかでなければあとで電動が欲しくなって買い換えることを考えれば最初に5万出して買ってしまった方が良いかというのが持論です。(安物買いの銭失いを防ぐ)
2. Amazonベーシック モニターアーム シングル ディスプレイタイプ ブラック
こちらも良いのですが、スタンディングも入れたのならついでに入れると良いというご紹介です。
すでに持っている方も多いと思いますのでそういった方はお次へどうぞ。
モニターアームを入れることのメリットはデスクのスペースが広くなるということです。
作業領域が広がると、その分本やノートを置けたりして効率が上がりますし、周りがスッキリすると気持ちが良いです。
脚がなくスッキリするため、サブディスプレイ周りの掃除がしやすいというメリットもあります。
今回私が購入したのはAmazonベーシック モニターアーム シングル ディスプレイタイプ ブラックでして、
アームといえばエルゴトロンのものが有名らしいですが、こちらはそれのOEMらしいので、色が気にいるようであれば値段も安いこちらで問題ないかと。
またモニターアームを使うためにはもちろんディスプレイが必要なのですが、有用性は言わずもがなで持たれている方も多いと思いますので今回は割愛します。
サイズも重要ですが、解像度が低いと文字を小さくした際に潰れる、他の人から画面共有してもらった画面の文字が見えないといったことがあり結局画面を広く使えないということがあるため、できるなら4Kなどの解像度が高いものをおすすめします。
3. ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3 or イヤーマフ
これもお持ちの方が多いと思いますが、コロナで在宅するようになり導入してみて、なぜ早く買わなかったのかと後悔したものなのでご紹介です。
導入のきっかけは在宅+引越しで、電車が家の近くを通るのに後から気づいたため騒音防止用です。
私はSonyのノイズキャンセリングイヤホンを買ったのですが、これが想像以上に良い。
電車の音が軽減され、かなりうるさかったのが「あ、通ってるな」ぐらいになりました。
さらに効果を感じたのが着けて作業をしていて休憩で外した際です。
今まで気になってなかった雑音(遠くを走る車、エアコンや冷蔵庫といった家電の音など)が聞こえてきて、実は周囲は集中力を阻害する騒音に溢れていたと気づかされました。
(この辺り、実際に使わないとわかりにくくて申し訳ないのですが、一度使ってみるとこれが実感できるかと思います)
それ以降、基本ノイズキャンセリングイヤホンを着けて作業をしているのですが、以前より明らかに集中力の持続時間が伸びました。
新型のWH-1000XM4が出ているのでそちらでも良いですが、WH-1000XM3だと今は2.6万ぐらいと安くなっているので狙い目かと思われます。
さらに結構メルカリなんかで安く売られているので新品にこだわりがなければそちらで購入するのも賢いと思います。
(自分もメルカリでほぼ未使用を2万弱で購入できました)
今回私が買ったのはSonyのノイズキャンセリングイヤホン4ですが、高くて買えないという方は、**イヤーマフというものを買うことで同じような効果を得られるそうです。
実際知り合いのエンジニアの方も引っ越したところ横の部屋がうるさい(でも子供がはしゃいでいるだけなようなのであまり注意するのも・・)**と騒音に悩んでいた際にイヤーマフを導入することで悩みが消えたそうです。
その他良かったもの
余談ですが他に良かったですが、長くなりアドベントカレンダーの期限が来てしまったので詳細割愛しますが良かったものとして、
- 食器洗濯乾燥機(自炊する&置くスペースがあるなら必ず買い、時短と手荒れの解消)
- お掃除ロボット(時短、ルンバも良いが安いのもあるし、ブラーバ5という拭き掃除ロボも良い)
- ヨガマット(引きこもりの運動不足解消用に。朝ストレッチするのにも良い。)
とかとか。あります。
時短や健康に良いものは投資としてどんどん取り入れて良いと思いますね。
(このあたりはもし需要があれば・・)
さいごに
いかがでしたでしょうか?
在宅ワークは通勤時間がなくなり、時間を有効に使えるというメリットがある一方、人によってはメリハリ等がつかず悩む方も多いと聞いております。
幸い自分は今回のような工夫を取り入れることで一早く対応することができたのですが、まだうまくリズムが掴めない、業務に集中できない、という方がいらっしゃいましたら、今回の記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。皆さまに良き在宅ワークライフを。
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学生時代末期〜社会人でLenovo製のノートPCを使っていたのですが、5年以上経過し、流石に動作が重くなってきたため、転職にあたり2年前にMacBook Proに乗り換えてしまいました。。(コスパが良く、良いPCでした) ↩
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最近は電子で買うことも増えましたが、昔から所有していたり、物によっては紙の方が良いということでこのボックス分残してます(最近読まないのはメルカリや断裁して電子化) ↩
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話には聞いてましたが、なってみると吐き気頭痛がしてかなり辛いです・・(しばらく横にならないと作業再開できない)ちょっと下を向くとか微妙な差によって引き起こすようなので、電動スタンディングやモニターアームで高さを調整するのは重要です。 ↩
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先にイヤーマフの話を聞いていたのでそれを買おうかなとも思っていたのですが、通話や音楽を聴いたりにも使えるので私はワイヤレスヘッドホンにしました。通話に特に問題もなし、今までこだわりなく安いイヤホンだったのですが、音質の違いに驚き重宝してます。形はイヤーマフと同じかと思うので、電源(ノイズキャンセリング機能)をONにしなくても耳につけるだけでそれなりに防音機能があります。 ↩
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とあるミニマリストの方に影響を受け、私はこれを(メルカリで)買いました。ルンバとかよりコンパクトですし、フローリングオンリーならこの乾拭きで十分 ↩