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Raspberry Pi 4 に Raspbian Buster の環境をつくる

Last updated at Posted at 2019-12-29

この記事は、OpenChain Japan WG Advent Calendar 201912/24公開記事の番外編の第1部です

#概要
Raspberry Pi 4 に 32GBの microSDHC を使って NOOBS Lite 経由で Raspbian Buster (September 2019)(以下Buster) が動作する環境を作る。

実施環境

  • Raspberry Pi 4 Model B, 4GB (以下、"RPi4")
  • microSDHC 32GB (Trabscend Premium 400x, TS32GUSDCU1, UHS-I, CLASS 10. 以下、"microSD")
  • microSDXC対応 USB接続 カードリーダー (Transcend. 以下、"カードリーダー")
  • iMac (Late 2009, macOS High Sierra (10.13.6). 以下、"Mac")
  • [NOOBS lite] (https://www.raspberrypi.org/downloads/noobs/) (v3.2)
  • SD Card Formatter 4.0 (SD Association が提供している)
  • Mac 側には、macOS 用の RealVNC VNC Viewer を導入済み
  • RPi4 は、 USB で キーボード と マウス、HDMI でディスプレイ(というかリビングのTV)、有線で LAN に接続。用途に応じてメモリーカードの選定に留意することもあるだろうが、今回は動作検証なので microSD は手元にあったものを流用。

手順

microSD の下準備

Mac に カードリーダーを使って microSD を接続し、 SD Card Formatter で フォーマットして、正常に動作するか確認してみた。参考までに容量が 64GB 以上のカードを exFAT でフォーマットすると NOOBS Lite を使うには不適なので注意。

SDHC を FAT32 でフォーマット

ディスクユーティリティ.app で パーティション作成に MS-DOS 形式を選ぶと、FAT32 でフォーマットできる。
/* 以下は macos Sierra の時のメモ:
microSD の動作を確認できたら、Terminal で diskutil コマンドを使って FAT32 でフォーマットすることもできる。microSDXC など 64GB の時はこの方法を使うことになるだろう。次は microSD の device disk が /dev/disk1 として認識されているのを確認し、それに対して操作した場合の例。コマンドの 'MISC' は <volume name> なので、識別できるように適当に決めてよい。

dislutil
$ diskutil list
$ diskutil partitionDisk /dev/disk1 1 MBRFormat "MS-DOS FAT32" MISC 100%

ここまで */

NOOBS Lite メディアの作成

NOOBS Lite の zip アーカイブを展開し、その中身を microSD にコピーする。

NOOBS Lite から Buster をインストール

  • microSD を RPi4 に接続し、RPi4 を起動する。メニューから Raspbian を選択してインストール。

  • 再起動時に、ディスプレイ(TV) に何も映らない場合は、microSD へのアクセスランプが灯っていない時間が十分に継続したことを確認してから、電源を抜いて、microSD の /boot/config.txt を編集する。その後、起動させてみる。ちなみに、primary の HDMI コネクタは電源コネクタの隣である。

/boot/config.txt
hdmi_safe=1
  • 起動後は、IP アドレスを固定にする。
/etc/dhcpcd.conf
interface eth0
static ip_address=192.168.x.y/24
static routers=192.168.x.z
static domain_name_servers=192.168.x.1
  • SSH と VNC とを有効にする。
raspi-config
$ sudo raspi-config
  • "sudo reboot" で再起動して、先に設定した IP アドレス宛に SSH と VNC のそれぞれでログイン出来たら、ひとまず準備は整ったことになる。これで、リビングの TV を解放して、家族に気兼ねすることなく、母艦(Mac)から作業できる...

おまけ

Raspberry Pi Foundation のサイトにある documentation の "CONFIG-TXT"
ページに、起動時設定ファイルのパラメータの説明があるので、読んでおくと吉だと思う。

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