はじめに
今年1月に今の会社に入社し、約1年が経過しました。
新天地から新年がスタートし、この1年は私の中でエンジニアとしての働き方や価値観が大きく変わったなと感じているので、そのふりかえりをしようと思います。
個人の主観が含まれているため、必ずしも全ての内容が正しいということではないのでご注意ください。
現環境での気づきと学び
- 何もかも自分でできなきゃいけないということはない
- 何回でも質問して良い姿勢
- エンジニアはただ物を作れば良いということではないこと
- フォロワーシップ
何もかも自分でできなきゃいけないということはない
入社した当初は、何もかも自分でできなきゃいけないという気持ちで業務に取り組んでいました。しかし、当時のスクラムマスター(@YUM_3)に全てできなくていいんですよという言葉と共に下記の記事を共有していただきました。
上の記事は、Reactの共同開発者の方が書いた記事になり、その方が知らないことをまとめている記事になります。
これを知った当時は、React開発者の方でもこんなに知らないことが沢山あるんだと衝撃を受けました!
(知らないのレベルがそもそも違う説はありそうですが...)
その時に全てできる必要はないんだなとすごく痛感しました!
これをきっかけに、必要になった時にその分野について学ぶ という姿勢に変わっていきました。
苦手な分野やあまり知見がない分野については、周りに助けを求めながら解決するようになりました!
周りに助けを求めることをできるのが組織の強みでもあると思います。
何回でも質問して良い姿勢
分からなかったら何度でも質問して良いので!
この言葉は、私がチームに参画した当初、業務委託の方からいただいた言葉になります。
私は理解するスピードが早い方ではないので、この言葉は気持ちがすごく楽になったのを今でも覚えています!
こういう発言しやすい環境をつくることや、みんなが楽しく働けるようにコミュニケーションを取っていくことは今でも大事にしています!
エンジニアはただ物を作れば良いということではないこと
正直、上から渡ってきたものをそのまま作る方が楽だとは思います。
(こちらは業務形態によって変わるものかと思います)
私も前職では、上から渡ってきたタスクをそのままこなしていました。そのタスクが渡ってきた背景だったり、前提を疑うみたいなことは特に意識しておりませんでした。
というのも、私の中でエンジニアは求められている物を開発できれば、それで良いと思っていたからです。
前提、求められているものを開発できることはとても大切なことだと思います。
現環境は、正反対で手を動かす時間が前職と比べると短く、ステークホルダーと一緒に要件を詰めていく作業を行ったり、必要に応じてヒアリングしたりする時間が多くなりました。
現環境を通じて、より使われるプロダクトになるためには、ステークホルダーとの対話や、ユーザーの業務フローを開発者側がしっかり理解することがとても大切だなと思いました。
そうすることによって、そもそもの前提を疑ったり、こうしたらもっと業務フローをシンプルにできるのではないか、こういう機能があったらもっと楽になるのではないかというのが発見できるかもしれないからです。
それらのことが頭の中にあるかないかで、出来上がってくるものの質に大きく影響するのではと思いました。
フォロワーシップ
こちらは、同じチームでPOを担当していた野澤(@TairaNozawa)さんと業務委託の方からいただいたアドバイスになります。
例えば、日頃の問い合わせなどから、今相手が必要としている情報は何なのか、どんな情報が共有されていたら嬉しいのか、問い合わせいただいたことに対する感謝の気持ちを意識するなどです。
現在は、相手の気持ちを考えて、また気軽に相談できるような関係を日頃の業務から意識するようになりました!
また、この情報は新しいメンバーが参画してきた時に欲しいだろうなと思うことは、自分の中でクローズするのではなく、なるべく知っているノウハウはドキュメントなどでオープンにすることを意識するようになりました。
最後に
私の中で今年1年は、エンジニアとしての働き方や価値観が大きく変化した年だったと思います。来年も大切だと思ったことは引き続き継続しつつ、日々アップデートしていければと思います。
この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!