はじめに
先日、ご縁あってFindyさん主催のLTイベントに登壇させていただきました!
その登壇にあたって私なりに準備したこと、意識したこと、どんなマインドが大切だと感じたのかを備忘録として残したいと思い記事を作成しました。
これから登壇する機会がある方や、登壇してみたいと思っている方の参考になれば幸いです!
当日発表したスライドも載せておきます。もし、興味ございましたら一読していただけると幸いです!
準備したこと
まず、登壇することが決まったあとは、何を準備する必要があるのかをざっと洗い出すところからはじめました。
主に、以下の順で準備を進めました。
- 今回の発表を通じて伝えたいことは何か
- スライドの構成
- スライドの叩き台の作成
- 発表内容の理解度を上げる
- 第三者視点に立って理解しづらい部分がないか
- 発表練習
今回の発表を通じて伝えたいことは何か
登壇前にFindyさんとの事前MTGがあったのですが、そのMTGで今回のLTで期待していることを共有していただきました。
その情報を元に、どの内容に重きを置くのかや今回の発表を通じて私が伝えたいことは何なのか考えました。
今回の発表では下記を最終的な目標としました。
スクラムを実践してるけど効果を実感できない、これからスクラムを導入してみたいと感じているチームに対して、私の前職と現職の経験が少しでも参考になり、スクラムを見直すきっかけや手がかりになれば幸い
こちらは、はじめは叩き台となる仮目標を立てたのち、スライド作成、発表練習していく中でブラッシュアップしていきました。
スライドの構成
10分という限られた時間でどのようなスライドの構成にするのかを考えました。
先程の発表を通じて伝えたいことから考えて、どの内容に重きを置いた方が良いのか検討しました。
スライドの叩き台の作成
スライドの構成を元にざっくり叩き台を作成しました。
最初はあまり時間をかけず、これは話したいと思った内容をピックアップしていきました。
発表内容の理解度を上げる
これは今回のケースによるのかもしれませんが、今回の発表は、3ヶ月ほど前に投稿した記事の内容について発表することになっていたので、まずその記事の内容を改めてインプットすることにしました。
記事の内容についての理解度もそうですが、前職など当時の記憶を思い出しながら理解を深めていきました。
また、今回の「スクラム」という領域についてもインプットがまだまだ足りていない状態だったので、改めてこの機会に「スクラムガイド」をしっかり読んでみたり、「ゾンビスクラムサバイバルガイド」という書籍を読み進めたりしました。
それらを読み進めていく中で、この時こういう状態に陥っていしまっていたななど、当時の状態についての理解度が深まりました。
第三者視点に立って理解しづらい部分がないか
理解度を深め、スライドを見直していく過程で第三者視点から見て理解しづらい部分はないか確認しました。視聴者を置き去りにするような発表は避けたいと思っていたので、理解しやすいスライドを意識していました。
スライドのデザインに関しましては、同じチームの@tachikouさんにご協力いただきました!
周囲にご協力いただくことで自身だけでは見えてこなかった視点が見えてくると思うので、より良い発表にするためにもご協力いただくことはすごく大切なことだなと感じました!
発表練習
ここに一番時間を割きました。頭にスライドを叩き込むくらいの気持ちで回数をこなしていくことを意識してました。
10分という時間に収まっているのか、理解しづらい部分はないか。
練習していく中で違和感を感じる部分や、ここはもう少し詳しく説明したいなという部分を発見できました。
個人的に一番大きかったことはスライドに対しての自信がついたことです。
回数をこなしていく中で、当然のことですがこのスライドに対して一番理解しているのは自分自身なんだという気持ちが芽生えるようになっていきました。
今まで、人前に出て発表することをできるだけ避けてきた人生を送ってきていたのに、当日そこまで緊張しなかったのはここが大きかったのかとも思っています。
勿論、運営さん・登壇者さんの方がよい雰囲気を作ってくださっていたのも、とても大きかったです!
みんなマサカリを恐れる
個人的にとても衝撃だったのですが、登壇経験豊富な他の登壇者の方達もマサカリを恐れていたことでした。(実際はリラックスした雰囲気を作ってくださっていただけなのかもしれませんが。。)
私の中では、登壇の数をこなしていくことで自然とマサカリを恐れなくなるものだと勝手に思っていました。
この事を知れたことが私の中でもリラックスした気持ちになれた1つの要因だと思ってます。
はじめは、どんな逆質問がくるのか予想してアンサーを考えていたりしたのですが、そこに時間を割くのはあまり得策ではないなと感じました。用意した以外の質問がきた時、用意したアンサーを忘れてしまった時に焦ってしまうと思ったからです。この辺りに関しましては、同じチームメンバーの@TairaNozawaさんにも助言をいただきました!
用意したアンサーを使用するのではなく、今自分自身が思っていることをそのまま伝えればいいんだという考えにシフトしていきました。
最後に
登壇にあたって準備したこと、意識したこと、大切だと思ったマインドについて書き連ねていきました。
これから登壇する機会がある方や、登壇してみたいと思っている方の参考になれば幸いです!
今回の発表にあたって、ご協力いただいたスクラムチームの皆さんには大変感謝しております。この場を借りて改めて感謝申し上げます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!