ブログに書いた内容に引き続き内部的な話。
とりあえずコーディングなしで出来ることはこんな感じ
- データソースの中身を表示する(Excel(マクロなし)、RSS Feed、Restデータ、Sharepointデータ)
- タップするとブラウザを表示させる
- 複数の画面から成り立つアプリケーションを作成する
データソースをギャラリーのコンポーネントにバインドするようなことも出来るので、簡単なデータ表示アプリであれば十分に作れそう。
AndroidのApp Inventorなどと違いブロックエディタのような命令エディタがないので、何らかの計算や、他のコンポーネントを操作するようなことは全部コーディングが必要なようです。
Project Sienaでアレはどうする?
以下FAQ的なもの
GUIコンポーネントを配置するにはどうする?
画面右側のコンポーネントパレットから挿入したいGUIコンポーネントを選ぶ。
ギャラリーの中にGUIコンポーネントを配置するにはどうする?
ギャラリー(Galleries)を選択し、配置したいレイアウトを選択、配置する。Custom Gallery以外は配置されるGUIコンポーネントは固定。Custom Galleryは、自分でコンポーネントを配置可能。
Custom GalleryにGUIコンポーネントを配置するには、貼り付けたギャラリーコンポーネントの一番最初のマス目をタップし選択(ギャラリーの項目の中に「Add a visual」が表示される)して、画面右側のコンポーネントパレットから挿入したいGUIコンポーネントを選ぶ
データソースのバインドはどうするの?
次のようにします。
- アプリバーのファイルメニューより、データソースの追加画面を表示する
- データソースの追加画面にて、何らかのデータソースを追加する
- Galleryなどを選択したときの「Data」ボタンより、データソースを関連付ける
- Gallery内のコンポーネントのTextプロパティなどを選んで、データソース内のフィールド名を選択する
アンカー(画面の隅にGUIコンポーネントを貼り付ける)は設定出来ないの?
出来ないようです(方法を知らないだけ?)。
アプリが画面全体に表示されていないとき(フリップされた状態)のデザインは定義できないの?
出来ないようです(方法を知らないだけ?)。
まあ、β版とのことでまだまだ発展途上ですが、結構基本は出来ているかなと思います。Windows Store AppのGUIデザインは、Androidと比べてあまりやりやすくない(個人の感想です)ので、たたき台を作るには良いかも。