ITIL4:サービスマネジメントの 4 つの側面(Four Dimensions)とは
1. 組織と人材(Organizations and People)
サービス提供に必要な
組織構造
役割・責任
スキル
能力
組織文化(カルチャー)
などの“人と組織の仕組み” に関わる要素を扱う側面。
##2. 情報と技術(Information and Technology)
サービス提供と管理に必要な
情報(データ、ナレッジ)
ITSM ツール
アプリケーション
クラウド・インフラ
技術プラットフォーム
などの“技術と情報資産” に関する側面。
3. パートナーとサプライヤー(Partners and Suppliers)
サービス提供に関わる外部要素
ベンダー
サプライヤー
アウトソース
契約関係(SLA、契約条項)
などの“外部協力者との関係” に関する側面。
4. バリューストリームとプロセス(Value Streams and Processes)
サービスを顧客に届けるまでの
バリューストリーム(価値の流れ)
手順・プロセス構造
活動のつながり
などの“価値を生み出す仕組み” に関する側面。
#ITIL4:3つのプラクティスカテゴリ
1. 一般管理プラクティス(General Management Practices)
ITサービスに限らず、組織運営全般に関わるプラクティス。
例:
戦略管理
プロジェクト管理
リスク管理
サプライヤ管理
要員・タレント管理
財務管理
など
特徴:ビジネス管理の能力を IT サービスにも適用する領域。
2. サービスマネジメントプラクティス(Service Management Practices)
ITSM の中心となる、サービス提供・運用に直接関わるプラクティス。
例:
インシデント管理
問題管理
変更コントロール
サービスレベル管理
IT資産管理
サービスデスク
継続性管理
など
特徴:サービスの価値提供に直結する ITSM の本体部分。
3. 技術管理プラクティス(Technical Management Practices)
サービス提供を支える技術的基盤の管理を扱うプラクティス。
例:
ソフトウェア開発と管理
インフラおよびプラットフォーム管理
展開(デプロイメント)管理
特徴:システム・技術基盤・開発領域をカバー。
ITIL4「4つの側面」と「3カテゴリ」の関係性とは?
4つの側面は、34 のすべてのプラクティスを設計・実行・改善する際に必ず考慮すべき“横断的フレーム”である。
3カテゴリは、34 プラクティスを性質別に分類した“縦軸の構造”。
つまり、プラクティス = 具体的な実務実践(WHAT / HOW)
4つの側面 = プラクティスを成功に導くための観点(視点・要素)(WITH WHAT)
という 縦軸 × 横軸 の関係になります。
関係性の本質(要点)
① 3カテゴリ(プラクティス分類)は “性質・領域の違い”
一般管理 → 組織運営や経営管理系のプラクティス
サービスマネジメント → ITSM の中心となる領域
技術管理 → 技術的基盤の管理
これは プラクティスを分類するための分類軸。
② 4つの側面は “プラクティスを設計・運用する際の観点”
すべてのプラクティスは以下の観点を考慮しながら設計する必要がある:
人と組織の能力はあるか?(組織と人材)
必要なデータと技術がそろっているか?(情報と技術)
外部パートナーとの関係は整っているか?(パートナーとサプライヤー)
プロセスと価値の流れは最適か?(VS&P)
これは 各プラクティスを成功させるためのチェックリスト的な役割。
まとめ:関係性を一言で言うと
34 プラクティスは、4つの側面をすべて考慮して設計・運用されるべきもの
4つの側面は、プラクティスの品質を左右する共通の評価フレーム
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