1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

AWS Cloud Practionerへの道 #7 コスト、料金、サポート

Posted at

コストとサポート

どのサービスがどのぐらいの料金なのかを知ることで、サービスの運用費が理解できる。

料金のコンセプト

  • 利用した分だけ支払い (無料枠を越えた分のLambda)
  • 予約すると安くなる (EC2 Instance Savings Plans)
  • ボリュームベースで使えば使うほど安くなる (S3)

AWSの無料枠 (AWS Free Tier)

3種類の無料枠

  • 常に無料
  • 12ヶ月無料
  • 試用期間

たとえばLambdaは百万アクセスは無料。S3は12ヶ月の間、5GBまでは無料。AWS LightSailは1ヶ月間の試用期間がある。

AWS Pricing Calculator

AWSのサービスを調査し、AWSでのユースケースのコストの見積もりを作成できる。AWSの見積もりは、定義したグループによって整理できる。グループは、コストセンターごとに見積もりを提供するなど、会社の組織方法を反映できる。

見積もりを作成したら、それを保存し、他の人と共有するためのリンクを生成可能。

Billing Dashboard (課金ダッシュボード)

どのサービスでいくらかかっているのかよく分かるダッシュボード。

  • 現在の月間の残高を前月と比較し、現在の使用量から翌月の予測できる
  • サービス別の月間使用量の確認
  • サービス別の無料ティアの使用量の確認
  • コストエクスプローラーにアクセスし、予算を作成する
  • セービングプランの購入と管理
  • AWSコストおよび使用状況レポートの発行

Consolidated Billing (支払い情報の統合)

メインアカウントを設定し、そこに支払い情報の統合をすることができる。1つの組織内に複数のAWSアカウントが存在し、AWS Organizationsで管理されているとする。その場合、すべての支払を1つのアカウントにまとめることができる。もちろんOrganziationの中のグループの単位での情報は残る。

統合されることで、組織全体のAWSコスト状況がわかるだけでなく、ボリューム価格の適用も可能になるので結果的にコストが安くなる(例えば、各アカウントはS3を10TB未満で運用しているが、合計すると10TBを超え、その従量の価格帯になる)。また、この機能の利用自体は無料。

AWS Budgets

AWSのBudget(予算)を超える料金を組織は使いたくないケースは多い。なので、コストや利用料に合わせて、アラートを通知できる。たとえば月額1000ドルが予算として、それの80%を超える時に通知を送るみたいなことができる。

AWS Cost Explorer

AWSでいくら利用しているのかをビジュアルに見れる。
また12ヶ月間の履歴も有する。
サービス単位や時期、タグ単位(プロジェクト単位でタグを設定すると良い)、カスタムレポートも作成&保存できる。

AWS Support plans

小さなスタートアップからエンタープライズ、公共、政府さまざまなユーザーや規模に応じて最適なサポートが提供可能。

  • Basic Support(すべてのユーザーに提供される)
    • 24/7カスタマーサービス
    • ドキュメンテーション
    • ホワイトペーパー
    • サポートフォーラム
    • AWS Trusted Advisor
    • AWS Personal Health Dashboard
  • Developer Support
    • Eメールをカスタマーサポートに送信可能(24時間以内の返信)
  • Business Support
    • AWS Trusted Advisorのすべての機能
    • ダイレクトの電話サポート
    • インフラストラクチャーのマネジメントもできる
  • Enterprise Support
    • ビジネスクリティカルな作業における15分のSLA
    • Technical Account Manager(TAM)が担当につく

TAMはコンシェルジュサービス。プロアクティブにシステムのモニタリングをしたりしつつ、アーキテクチャーのレビューもする。アーキテクチャーは5つの柱でチェックされる。トラブル対応だけではない。

  • オペレーショナルエクセレンス
  • セキュリティ
  • 信頼性(リライアビリティ)
  • パフォーマンス効率
  • コスト最適化

AWS Marketplace

サードパーティによる何千ものソフトウェアリストを含むデジタルカタログ。AWS Marketplaceを利用して、AWS上で動作するソフトウェアを検索、テスト、購入が可能。

ワンクリックデプロイメントが可能。また、既存のベンダーから利用している場合は、既存のライセンスをAWS上で動かすための移行プランをサードパーティベンダーが提供していることもある。Pay-as-you-goの従量課金性も提供しているケースも多い。フリートライアルもある。

  • カスタム契約と料金
  • プライベートのマーケットプレイス(コンプライアンスチェックなど)
  • クライアントの調達システムとの統合
  • コストマネジメントツールの利用
1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?