Salesforceには
「データローダ」など使用して一括でデータのインポートが可能です。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.importing.htm&language=ja&r=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F&type=5
例えば
・今までエクセルでデータ管理していたんだけどこれからSalesforceでデータ管理をしたい。今までのエクセルデータが○千件あるから手動でデータ作成するのは大変だ！
という特にデータローダが便利です。
さて、一方でSalesforceには入力規則というものがあります
入力規則の使い方の１つとして「特定の値が入っている場合にレコード作成ができない」という設定が可能です。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.fields_about_field_validation.htm&language=ja&r=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F&type=5
システム管理者はこの入力規則を使用してデータの入力を徹底させることが可能です。
さて、もしもこのような場合、Salesforceではどのような動きになるでしょうか？
・カスタムオブジェクトＡにデータインポートしたい。インポートするデータは７件あるが３番目と６番目のデータには
ステータス（Status__c）項目が空欄である
・Salesforce環境ではカスタムオブジェクトAに入力規則が有効になっています。ステータス（Status__c）項目が空欄の場合、レコード作成はできない入力規則です
つまり↑のデータをインポートする場合、どうなるか？という話です。
これを読んでいる皆さんは、おそらく「入力規則があるので全レコード作成は難しいだろうな」と直感で分かるはずです。
では、どのようなデータの入り方になるでしょうか。
皆さんの直感では以下の２パターンのどれかだと思うはずです
パターン１ 入力規則に引っかかるレコードだけ作成されない
今回の場合、３番目の「本橋」と６番目の「吉田」がステータス（Status__c）項目が空欄なので入力規則に引っかかります。
なので、
成功（Success） 田中、佐藤、山田、鈴木
失敗（Error) 本橋、吉田
となるパターンです
つまり以下のような画像のパターンです
パターン１ 入力規則に引っかかたレコード以降すべてが作成されない
今回の場合、最初に入力規則に引っかかるのは３番目の「本橋」です。
引っかかってからもうデータのインポートはされなくなる？ので、
成功（Success） 田中、佐藤
失敗（Error) 本橋、山田、吉田、鈴木
となるパターンです。
つまり以下のような画像のパターンです
みなさん結果はどのようになると思いますか？
実際にデータローダで同条件でインポートすれば分かると思いますが、
実際に動作するパターンはパターン１です
あくまでも入力規則に引っかかったレコードだけが作成に失敗し、入力規則に引っかからないレコードは新規作成されます