今回の内容は動画でも公開しています
2026年4月、Salesforce より、認定資格に関する重要なアップデートが発表されました。
https://trailhead.salesforce.com/ja/trailblazer-community/feed/0D5KX00000jADrx0AG
2026年4月24日より、以下の資格の試験範囲が変更されます。
Salesforce認定 Platformアドミニストレーター
Salesforce認定 Sales Cloudコンサルタント
本記事では、特に受験者数の多い「Platformアドミニストレーター」にフォーカスし、変更内容を正確に整理します。
試験範囲の変更点(全体像)
今回の変更のポイントは以下の2点です。
AI領域(Agentforce)が新規追加
各出題比率の見直し
従来の構成をベースにしつつ、新しいスキル領域が加わった形です。
新試験範囲(2026年4月24日以降)
新しい出題比率は以下の通りです。
設定とセットアップ:15%
オブジェクトマネージャーとLightningアプリケーションビルダー:15%
セールス&マーケティングアプリケーション:10%
サービス&サポートアプリケーション:10%
生産性向上とコラボレーション:10%
データ管理&分析:17%
自動化:15%
Agentforce:8%
旧試験範囲との比較
2026年4月23日までの試験範囲と比較すると、以下のように変更されています。
| 範囲名 | 〜2026/4/23 | 2026/4/24〜 |
|---|---|---|
| 設定とセットアップ | 20% | 15% |
| オブジェクト | 20% | 15% |
| セールス | 12% | 10% |
| サービス | 11% | 10% |
| 生産性 | 7% | 10% |
| データ | 14% | 17% |
| 自動化(旧 ワークフロー/プロセスの自動化) | 16% | 15% |
| Agentforce | - | 8% |
全体として、既存領域の比率がやや圧縮され、その分が新領域であるAgentforceに割り当てられています。
※参考リンク
範囲名の変更について
2026年4月24日より、以下の名称変更が行われます。
旧:「ワークフロー/プロセスの自動化」
新:「自動化」
名称は変わりますが、内容としては以下が中心です。
・Flow
・承認プロセス
・各種自動化ツール
そのため、従来の学習内容は引き続き有効です。
Agentforceの追加内容
今回の変更で新たに追加された「Agentforce」は、AI関連の領域です。
試験では主に以下の内容が問われます。
・Agentforce の機能とユースケースを説明する (ユースケースのシナリオ、AI の使用が適している状況、セキュリティ、エージェント権限のトラブルシューティング)
・エージェントビルダーでプロンプトと指示を管理、更新、またはインストールする方法を説明する (テスト、会話プレビュー)
従来の「設定中心の試験」に対して、新しい観点として「AIの活用理解」が加わっています。
試験難易度への影響
今回の変更に伴い、以下の点が変化しています。
・合格点が65%から68%へ上昇
・新規領域(AI)が追加
・出題範囲が広がった
ただし、出題の大部分は従来と同様にSalesoforceの基本的な部分が中心です。
そのため、難易度が大きく跳ね上がるというよりは、「追加で理解すべき領域が増えた」という捉え方が適切です。
学習の優先順位
新試験における学習優先度は以下の通りです。
データ管理&分析(17%)
設定・オブジェクト(各15%)
自動化(15%)
--割合が低い--
Agentforce(8%)
まずは従来の主要領域をしっかり押さえ、その上でAgentforceを補完する形が効率的です。
学習方法の考え方
今回の変更を踏まえた学習の進め方はシンプルです。
・従来範囲(設定・データ・自動化)を中心に学習
・AgentforceについてはTrailhead等で追加学習
特にAgentforceについては、Trailheadで公式の学習コンテンツが提供されているのでTrailheadの活用がおすすめです。
まとめ
2026年4月の試験範囲変更は、以下のように整理できます。
Agentforce(AI領域)が新規追加
出題比率が全体的に再調整
自動化の名称が変更
合格割合が上昇
ただし、試験の中心となる知識領域は従来とほぼ変わっていません。
そのため、これまでの学習内容をベースにしつつ、Agentforceを追加で理解することが重要です。
補足
以上のことから今回の変更に関しては、既存の試験対策も引き続き有効であると考えます。
特に、
・設定
・権限
・データ
・自動化
といった基礎領域については、そのまま活用できます。
不足するのはAgentforceの部分のみのため、そこを補完する形で学習を進めるのが現実的です。
AgentforceについてまずはTrailheadで勉強しましょう!