本橋孝昭です
今回はSalesforceユーザにある「Service Cloud ユーザー 」チェックの効果を検証しました
チェックの場所はこちら
ユーザ作成編集画面にあるので多くの人がなんだろう と思ったはずです
結論としてはClassic環境でのみ使えるサービスコンソールを見せるor見せない のための権限です
※参考ヘルプ
Salesforce Classic のサービスコンソールの設定
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.console2_setting_up_serviceconsole.htm&type=5
Classic環境のコンソールとはこのような画面が見えます
Classicのコンソールの作り方はこちらです
Salesforce Classic の Salesforce コンソールアプリケーションの設定
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.console2_define_app.htm&type=5
「アプリケーション」から「新規」をクリックし
コンソールを選択しましょう
このようなClassicアプリケーションが作成可能です
なおユーザの「Service Cloud ユーザー 」チェックを外した場合Classicのサービスコンソールを見ることができず
アクセス権がありません
アクセス権がないため要求を実行できません。データの所有者、またはシステム管理者にお問い合わせください。 詳細は、「「アクセス権がありません」エラー」を参照してください。
というエラーが表示されます
なお、Lightning環境の「サービスコンソール」の表示や非表示はユーザの「Service Cloud ユーザー」チェックの有無とは関係ないのでご注意ください
いかがでしたでしょうか
所感
ユーザ画面に堂々と「Service Cloud ユーザー 」とあるのでなにやら重要な機能のためのチェックボックスか?と思いきや実際はClassic環境でしか使えない?コンソールの表示や非表示をつかさどるものでLightning環境しか使わない環境であればあんまり関係無さそうでしたね。
終わりに
今後もこのような「Salesforceでよく見る設定だけど実際これなんだろう?」のようなものを調査し報告できればと思います。