こんにちは。本橋孝昭です。
今回は私が2021年9月1日に入社してから今まで「WeLearn株式会社」でSalesforceシステム管理者として1年間の業務内容を振り返ります。
私が入社した時期にWeLearn株式会社は社内システムにSalesforce導入が決定しました。
入社してから今まで1年間、システム管理者としてSalesforceの活用に努めました。
その結果、たった1年間でWeLearn株式会社は従業員数250%増加し、また売上も伸ばすことができました。
それでは、どのようにSalesforceを活用したか、この1年間を振り返ります。
WeLearn株式会社とは?
2019年8月設立
最初は秋葉原の語学カフェで教育事業を行う。
代表山口寛太がApple社出身でIT関連の人脈も持っていたことからIT事業も行うようになる
外国語案件に対応できるエンジニアが多い。
2021年9月 Salesforceを導入
Salesforceとは?
Salesforce(セールスフォース)とは、クラウドベースのCRM・SFAサービスの一つで、アメリカに本社を構える株式会社「セールスフォース・ドットコム」によって提供されています。
初期導入時(2021年9月)Salesforce購入ライセンス
・Salesforce ライセンス 5ライセンス
・Account Engagement (旧 Pardot)(パードット)
2021年9月ごろの悩み
2021年9月ごろの弊社の悩みとしまして、コロナ禍の中で今までオフラインのみ開催だった語学勉強会をオンライン開催をしたことにより
・1度参加したオンライン参加者をまた来てもらうにはどうすればいいか?
・他の勉強会にも参加してもらうにはどうすればいいか?
という課題がありました。
そのような中で、弊社はAccount Engagement (旧 Pardot)を導入しました。
主な使い方としては、
過去にオンライン勉強会に参加した方に向け、
Account Engagement (旧 Pardot)でメール配信を行います。
そうすれば、だれがいつ開封したか?リンクはクリックしたか?が分かります
弊社はこのAccount Engagement (旧 Pardot)を使いこなし、オンライン勉強会のリピート率を増やしたり、人気勉強会の開催を増やしたりして、顧客満足度につなげることに成功しまいた。
2022年1月 追加購入ライセンス
+ Team Spirit(Salesforceで勤怠管理や経費精算ができるアプリ)ライセンス
2022年1月ごろの悩み
このころ、社員数は30名を越えました。
社員数が増えると色々課題が出てきますが、
・勤怠管理方法
・経費申請方法
をどうするか という話が出てきました。
そのような中で、Salesforceで勤怠管理・経費精算ができるアプリ「Team Spirit」を導入することで慣れ親しんでいるSalesforce内で勤怠管理・経費精算が行えるようになりました
2022年5月 追加購入ライセンス
+Salesforceライセンス +6ライセンス
+Platformユーザライセンス +20ライセンス
+Sales Enablement ライセンス +10ライセンス
2022年5月ごろの悩み
このころは社員数が約40名となり、リモート採用も活発化していきました。
そのため福岡や大阪、富山などのエンジニアも採用し「対面で他の社員とあったことが無い」という社員が増えていきました。
そこで、Sales Enablement を導入することが決定。
Sales EnablementはSalesforce上でコンテンツを作成し社内カルチャーを共有することに成功しました
弊社に入社したらまずはSales Enablmentのモジュールを解いていただき、会社のサークル情報や社員の自己紹介を知っていただきます
このSales EnablementはSalesforce上から解くことができるので、業務の合間に解いてもらうことが可能です
このSales Enablementを活用することにより、今まで別の部署にいて面識のなかった社員同士で交流が生まれ、サークルが立ち上がるなど社内コミュニケーションを図るうえで効果がありました。
その結果、過去1年間のエンジニア離職率は0です。
また、現状IT業務のプロジェクト管理でもSalesforceを構築して使っています。
まとめ 2022年8月末のSalesforce ライセンス数
・Salesforceライセンス 11ライセンス
・Salesforce Platformライセンス 20ライセンス
・Sales Enablementライセンス 10ライセンス
・Team Spiritライセンス 50ライセンス
・Account Engagement (旧 Pardot)
1年間のSalesforce導入効果
・社員数250%増達成
・過去1年間のエンジニア離職率0達成
・勤怠管理、経費精算の社内システムの効率化
・顧客管理、プロジェクト管理の効率化
・マーケティングツールを使ったメール配信により語学カフェのリピート率増加。顧客満足度向上
所感
Salesforceを社内で導入して1年になりましたが、1年前には想像もしなかったくらい従業員数も増え、そのたびに様々な課題が発生しました。
そのような中でSalesforceを最大限活用し、従業員数増加や離職防止に努めることができました。
今回書ききれなかったのですが、弊社のコミュニケーションツールは2年以上前からSlackを使用しています。
今後はSlackなどをうまく活用し、よりよいSalesforceの活用ができればと思います。
これからもSalesforceとともに弊社も成長できればと思います。
謝辞
Salesforceを活用していく中でいろいろとサポートしてくださった
株式会社セールスフォース・ジャパン
の皆様。本当にありがとうございました。
毎週のように弊社のSalesforceの活用状況を気にかけてくださり、また様々な提案を行っていただいたため、よりよくSalesforceを使いこなすことができました。
また、Team Spirit導入の際に色々アドバイスしてくださった株式会社チームスピリットの皆様
本当にありがとうございました。