Salesforceでオブジェクトリレーションを作成する際に2種類のリレーションがございます
1参照関係
2主従関係
特定の条件を満たせば参照関係から主従関係に変更することも可能ですし、また主従関係から参照関係に変更することも可能です。
詳細はこちらのヘルプに記載されています
リレーションの考慮事項
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.relationships_considerations.htm&type=5
今回は、このヘルプの中で記載されているこちら
>レコード所有権: 連結オブジェクトのレコードは、プライマリ主オブジェクトのレコードの [所有者] 項目の値を継承します。主従関係の従オブジェクトには、参照可能な [所有者] 項目がないため、後で連結オブジェクトの両方の主従関係を削除した場合、これが唯一の関連になります
所有者の動きについて見ていきます
所有者は
・参照関係ならある
・主従関係なら無い
となります。
では、参照関係から主従関係に変更する際、どうなるか見ましょう
参照関係について(前提)
カスタムオブジェクト「調査」(取引先と参照関係)があります。
こちらは現在参照関係なので「調査」には所有者がございます。
・参照関係を主従関係に変更
では
カスタムオブジェクト「調査」(取引先と参照関係)
を主従関係に変更します
すると、先ほどまで右上のほうに見えていた「所有者」項目が見えなくなります
カスタムオブジェクト「調査」の項目にも「所有者」が無いことが分かります