これは、JIRA のカスタム初心者に良く見られるケース。
どんどんチケット(タスク)を消化してステータスを「解決済み」にしているのに、ダッシュボードでこんなグラフ見たことありませんか?
・・・全然解決してねーっ!!
これは、JIRAステータスにおける「解決済み(RESOLVED)」とJIRAが認識する「解決済み」の条件が違うからなんですね。
な… 何を言っているのか わからねーと思うが。
詳しく説明しますね。
フィールド【解決状況】の中身が「未解決」になっているせいなのです。プログラミング的に言えば Null のまま。
下のスナップショットのような状態です。
JIRA的には、ステータスが「解決済」というのはチケット(タスク)が終了したことであって「結果」ではないのです。
解決状況フィールドに何らかの値(標準では、Fixed、Won't Fix、Duplicate、Incomplete、Cannot Reproduce の何れか)が入った状態がJIRAにおける真の解決済みです。
逆に言うと、ステータスが「解決済み(RESOLVED)」でなくても、解決状況に何か値が入っていれば「解決済」と見做されるので、カスタム時は注意しましょう。