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お題は不問!Qiita Engineer Festa 2023で記事投稿!

AWS IAMで管理ユーザーを作成する

Last updated at Posted at 2023-06-29

はじめに

AWSアカウントを作成するとルートユーザーでサインインできるようになります。
ですが、AWSは「ルートユーザーを日常的なタスクに使用しない。日常的なタスクのために、IAMで管理ユーザーを作成する」をベストプラクティスとしています。

そこで、IAMで管理ユーザーを作成する手順をまとめました。

記事の中にAWSの画面が出てきますが、AWSは頻繁にUIを変更するため見た目が異なる場合があります。

AWSアカウントの作成とルートユーザーの初期設定の記事はこちら。

IAMとは

IAMとはAWSが提供するサービスで、ユーザーを作成することができます。

他にも、AWSサービスやリソースに対するアクセス制御などもできます。
興味のある方は以下ページをご確認ください。

IAMで管理ユーザーを作成する

それでは、IAMで管理ユーザーを作成していきます。

ヘッダーの検索窓に「IAM」と入力し、表示された検索結果から「IAM」を選択します。
スクリーンショット 2023-06-29 10.35.14.png

次に左のサイドバーから「ユーザー」を選択します。
スクリーンショット 2023-06-29 10.38.03.png

ユーザー画面が表示されますので、右上の「ユーザーを追加」を選択します。
スクリーンショット 2023-06-29 11.25.26.png

必要な情報を入力し、「次へ」を選択します。

スクリーンショット 2023-06-29 11.30.50.png

  • 任意のユーザー名を入力してください。例では、管理ユーザーなので「administrator」としています
  • マネジメントコンソールへアクセスし管理するため、オプションにチェックを入れています
  • 「IAMユーザーを作成します」を選択します

「Identity Centerでユーザーを指定する」を選択し、Identity Centerで管理すると、複数のAWSアカウントやクラウドベースアプリケーション(Salesforce、Box、Microsoft 365など)へのシングルサインオンが可能になります
AWS IAM アイデンティティセンター

スクリーンショット 2023-06-29 11.29.45.png

  • 「カスタムパスワード」を選択し、任意のパスワードを入力します(「自動生成されたパスワード」を選択すると、パスワードを自動生成してくれます)
  • ユーザー自身でパスワードを変更させる場合にはチェックを入れます

スクリーンショット 2023-06-29 11.31.40.png

  • 「AdministratorAccess」ポリシーを選択します(今回はポリシーを直接アタッチしていますが、グループにポリシーをアタッチし、そのグループにユーザーを追加することが多いかもしれません)

確認して問題なければ、「ユーザーの作成」を選択します。

スクリーンショット 2023-06-29 11.32.05.png

ユーザーが正常に作成されると、「パスワードを取得」画面が表示されます。
必要に応じて、Eメールで送信するか、.csvファイルをダウンロードしてください。

スクリーンショット 2023-06-29 11.32.30.png

管理ユーザーの初期設定

ルートユーザーでも設定しましたが、管理ユーザーもMFA(多要素認証)を設定します。
「MFAを有効化」を選択し、画面の指示に従ってMFAを設定してください。

スクリーンショット 2023-06-29 11.50.28.png

管理ユーザーの動作確認

最後に管理ユーザーでサインインできることを確認します。

「パスワードの取得」画面で表示されていた「コンソールサインインURL」にアクセスしサインインしてください。

スクリーンショット 2023-06-29 11.53.53.png

マネジメントコンソールが表示されれば、サインイン成功です。

スクリーンショット 2023-06-29 11.54.49.png

まとめ

IAMでの管理ユーザー作成は以上となります。
今後、日常的なタスクではルートユーザーは使わず、作成した管理ユーザーを使いましょう。

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