はじめに
Xanaduアップデートに関して、Service Portalで新規追加された機能を紹介します。
参考ドキュメントは以下の通りです。
https://www.servicenow.com/docs/bundle/xanadu-platform-user-interface/page/build/service-portal/task/deactivate-portal.html
新機能概要
ServiceNowにおけるService Portal は、エンドユーザーがカスタマイズされたエクスペリエンスを利用できる重要なツールです。ただし、運用状況に応じて、特定のポータルを非アクティブ化する必要がある場合ケースもあるかと思います。本記事では、Service Portal を非アクティブにする具体的な手順について詳しく解説します。
前提条件
以下の前提条件を満たしていることを確認してください。
・sp_admin 又は admin roleを持っていること
・非アクティブ化対象の Service Portal が特定されていること
・他のプロジェクトやユーザーに影響を与えないことを確認済みであること
設定方法
1.フィルターナビゲーターから Service Portal> Portals を選択します
2.非アクティブにするポータルを選択し、inactiveを押下します
(再度アクティブにする場合はオフにする)
3.Alternate portalフィールドでユーザがリダイレクトするアクティブなポータルを選択します
4.非アクティブなポータルにアクセスすると代替ポータルにリダイレクトされ、ポータルが非アクティブであるというメッセージが表示されます
注意事項
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ユーザーへの影響
非アクティブ化したPortalはエンドユーザーがアクセスできなくなります。そのため、事前に影響を受けるユーザーへの通知を行う必要があります。 -
データの保持
非アクティブ化しても、ポータルの設定や関連データは削除されません。後日再びアクティブ化することも可能です。 -
カスタマイズの影響
カスタムウィジェットやスクリプトが他のポータルに影響を与える可能性があるため事前に確認が必要です。 -
リダイレクト制限
モバイル従業員ポータル(/mesp)へのリダイレクトは不可です。
終わりに
Portalの非アクティブ化について紹介しました。
本記事が、皆さんの作業の一助となれば幸いです。