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チーム若虎でServiceNow Hackathon2023にチャレンジ!!

Last updated at Posted at 2023-09-29

「ServiceNow Japan Hackathon 2023」にServicenowエンジニア部門の若手7名(チーム若虎)で参加しました!
ハッカソンは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を掛け合わせた造語です。特定のテーマに向けて限られた期間内でアイデアを考え、アプリケーションやサービスを開発し、その結果を競い合うイベントです。ServiceNow Japan Hackathonは2018年より開催されており、三井情報は2021年から今年で3回目の参加となります。今回のテーマは「AIと自動化」でした。以下では、三井情報の参加体験を紹介します。

参加のきっかけ

三井情報はServiceNow Japan Hackathonに2021年から参加していました。そうした中、今年もServiceNow Japanからハッカソンイベントのお知らせを受け、若手エンジニアの技術力及び経験値の向上とチャレンジのきっかけとして参加を決定しました。こうして、ハッカソン参加に向けて、7名の若手エンジニアからなる "チーム若虎" が誕生しました。
※若虎とは…「若者よ虎となれ」という上司の言葉から命名されました。日々の業務でも若虎の名前の下、活動しております。

開発準備期間

今年のテーマは「AIと自動化」。メンバーそれぞれが多くの業務やPJを抱え、システムをどこまで作りこめるか不安がある中、まず最初に進め方や戦略についてメンバー全員で話し合いを行いました。話し合いの結果、「とにかく楽しむ!他のチームにない斬新なアイデアで勝負する!」といった目標を掲げ、アイデアの洗い出し~アプリケーション開発に取り掛かりました。
作業風景

「リトルハートリーダー(音声AI×Servicenow)」

チーム若虎が開発したアプリは「リトルハートリーダー」という名前で、“音声AI×ServiceNowによる音声病態分析“を行い、家族形態の変化、地域コミュニティ、情報化社会など、様々な要因により見えないところで悩む子供を救うことを目指しています。
このアプリは数ある技術の中で「声」によるAIに着目し、三井情報で研究している、声のデータからこころの状態を紐解く「音声病態分析」という技術とServiceNowを組み合わせて作成しました。
「リトルハートリーダー」は声からこころの状態を可視化し、その変化を見逃さないようキャッチ、はたらきかけが必要な子どもを発見したら、周りの大人たちへアラートを出し、アクションを促します。これにより隠れたこころの声を見逃さないしくみとなっています。具体的には声のデータに基づいて音声病態分析した結果をServiceNow(以下機能)に連携しました。
①データを可視化するダッシュボード機能
②はたらきかけが必要な生徒を見つけてアラートを発信する機能
③先生に対して具体的なタスクを割り当てる機能
④上記を一元的に確認できるポータル機能
これらの機能によって、保護者や学校関係者がこどもの状態を把握し、必要なアクションを起こせるようになっています。
リトルハートリーダー

当日

今年は計31チーム、194名が参加。審査は2部制となっており、1次審査では31チームが6グループに別れグループ内で相互審査を行いました。どのチームもオリジナリティに溢れ、細かく作りこまれていたりとレベルが高い中、「リトルハートリーダー」は1次審査を無事突破!!2次審査は審査員と参加者全員の前でのプレゼンテーションとなり、緊張やプレッシャーでお弁当が喉を通りませんでした。(笑)
結果は惜しくも入賞とはなりませんでしたが、特別賞として審査項目の一つである「利用者に対する革新・創造・貢献」に選出。音声病態分析を使ったアイデアに対して高評価を頂きました。チームで掲げた「とにかく楽しむ!他のチームにない斬新なアイデアで勝負する!」という目標を達成することができ感無量でした!
一次審査の様子

感想

一緒に参加したメンバーの感想をご紹介いたします。

Y.N.

社内の若手メンバーでの開発だったので、部活のような雰囲気で開発でき、普段の業務とは違う楽しさを感じました。
話し合いを重ねる中で、弊社の強みである「音声」を活かすことで、ほかにないアプリケーションとして多くの人の目に留まったことが嬉しかったです。
昨年と開発形式や発表形式など大きく変わり、中々昨年の反省点を活かせなかったなという思いはありますが、特別賞という形で終われて内心ほっとしています。

Y.K.

普段の業務の合間を縫って準備をしていたので大変ではありましたが、限られた時間の中で協力して準備を進め、本番では特別賞をいただくことができてよかったと思います。

N.A.

アイデアを出すことにとても苦戦しましたが、チームで協力して実装・成果物の発表まで走り切ることができました。案件以外で開発を行うのは初めてでしたが、とても良い経験になりました。
特別賞ももらえたので、忙しい中でも頑張って良かったです!

K.S.

和気あいあいとした雰囲気の中でアイデアを出し合い、検証や資料作成、プレゼン準備を楽しく進められました。
他部署や先輩方のご協力もあり特別賞を受賞することができて良かったです。

T.U.

AI×ServiceNowという非常に大きなテーマから、アイデアを出し合い、それらを組み合わせながら1つに絞っていくことにとても苦労しました。
最後はバタバタで、文化祭の準備のような感覚でしたが、0ベースで物事を考え、実際に形にすることができ、達成感でいっぱいです!
当日は思ったより大人数の前での発表で緊張しましたが、熱い想いを伝えることはできたと思います。
普段業務ではあまり関わらないメンバと一緒に開発することができて楽しかったです。

S.K.

特別賞をとれたのはかなりうれしかったです。皆さんお忙しい中でこういった機会をいただき、会話しながら一つのものを作っていくというのは貴重な体験でした。

終わりに

メンバーそれぞれがハッカソンを通して新たな知識や経験を学び成長を実感しました。
ご協力いただいた関係者の皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今後も日々の業務に精進し、次回のハッカソンに向けて更なる成長を目指して参ります。
来年は上位入賞を目指すぞ!!!

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