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Dynamics 365 Finance and Operations ~ Materials Requirements Planning(MRP:資材所要量計画)~

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#MRP(Material Requirements Planning System)とは
・狭義では、半製品・部品・材料について、「必要なものを」「必要なときに」「必要なだけ」購買したり製造したりするための計画を行うことを意味する。(恐れずに言えば、D365 FO は MRP としては、これを意味する。)
・広義では、製造物に関する「必要なものを」「必要なときに」「必要なだけ」の計算だけではなく、生産能力計画(設備とか)、人員計画、物流計画を行うことを意味する。⇒「MRP2」や、生産資源計画(Manufacturing Resource Planning)とも言われている。

#MRPの基本
MRPの基本的なフロー。Master Planningは、正味所要量を算出することです。正味所要量 = (総)所要量 - 在庫量
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#Master Plan
Master Plan は「品目」「在庫トランザクションの増減(販売注文、発注、製造オーダーなど)」「手持在庫」「保管分析コード」「カレンダー」などの要素から、計画オーダーを算出。
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プランタイプは、静的と動的の二種類あります。
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実行は手動でもできますが、MRPといえば夜間バッチですよね(笑)
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#補充グループ・品目補充
補充グループとは、正味所要量をどう計算するか(期間、Min/Max、タイムフェンス、Postive/Negative)を定義したグループです。そしてそれを品目やサイト/倉庫や法人に対してセットします(二つ以上にセットしている場合はオーバーライドされます)。
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#カレンダー・日数
品目や実稼働日に合わせて発注・製造・移動のリードタイムを計算してくれます。
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MRPに限った話ではないですが、配送日数も設定しておきましょう。
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#計画オーダーの確定
計画オーダーが正味所要量を計算してくれます。当然、部品表(BOM)で構成されている製品であれば、紐づく部品に対しても計画オーダーが作成されてきます。例えば以下の部品のケースだと、今0個の手持在庫だが、2個はある販売注文に紐づくもの、10個は安全在庫として必要な量、ということで12個の正味所要量となっています。
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計画発注オーダーは売買契約に基づいて作成することもできます。
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Firm(確定)は手動でも行えますが、タイムフェンスによる自動確定することも可能です。
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