はじめに
Codexでオートメーションを試そうとしていたのですが、寄り道して Codex Pets を試してみました。
きっかけは、他の方がCodex Petsを試している投稿を見かけたことです。
「Codexでペットが作れるのか。これは面白そう」と思い、公式情報を確認してみると、Codex app側には Codex Pets という機能が用意されていました。
さらに、自作ペットを作る入口として hatch-pet skill の導入手順も案内されています。
その流れで、自分でも「ぴよちゃん」という小さなペットを作ってみることにしました。
最初は、画面上に小さなキャラクターが表示されるくらいのものを想定していました。
しかし、試してみると、waving のような動きや、jump のようなアニメーションも入り、思ったより自然に動いてくれました。
「そこまで作れるのか……」
と思いつつ、動いているものを見ると普通にかわいい。
そして、少し悔しいくらい自然に反応する。
この記事では、Codex Pets と hatch-pet skill を試してみて感じたことを、軽い備忘録としてまとめます。
この記事のスコープ
この記事は、Codex全体の網羅的な解説ではありません。
主に以下の観点でまとめます。
- Codex Petsとは何か
- 公式に用意されているペット作成の入口
-
hatch-petskill を試した流れ - 「ぴよちゃん」が動き出したときに感じたこと
なお、CodexはOpenAIのコーディングエージェントとして説明されています。コードの作成、コードベースの理解、レビュー、デバッグ、反復的な開発タスクの自動化などを支援する位置づけです。
※本記事は、2026年5月時点での個人的な試行メモです。正確な仕様や利用条件は公式情報を参照してください。
カスタマイズして作成したペットの動き
Codex Petsとは
Codex Petsは、Codex appで使えるアニメーション付きのコンパニオン機能です。
OpenAIの公式ドキュメントでは、Codex pets はアプリ向けの任意のアニメーションコンパニオンとして説明されています。
Settings > Appearance > Pets から組み込みペットを選択したり、ローカルのCodex homeにあるカスタムペットを更新したりできます。
また、入力欄で /pet を使う、Settings > Appearance から Wake Pet / Tuck Away Pet を使う、または Cmd+K / Ctrl+K から同じコマンドを実行することで、フローティングオーバーレイを切り替えられると説明されています。
かわいいだけの機能に見えますが、公式ドキュメント上では、ペットのオーバーレイはCodexの作業状態を見えるようにする役割も持っています。
アクティブなスレッドを表示し、Codexが実行中なのか、入力待ちなのか、レビュー待ちなのかを反映する、と説明されています。
つまり、Codex Petsは単なるデスクトップマスコットというより、Codexの作業状態をやわらかく可視化するUIとして見ると理解しやすいです。
公式のカスタムペット作成手順
公式ドキュメントでは、自作ペットを作る入口として hatch-pet skill の導入手順が案内されています。
手順としては、まず次のようにskillをインストールします。
$skill-installer hatch-pet
その後、コマンドメニューから Force Reload Skills を実行します。
公式ドキュメントでは、Cmd+K または Ctrl+K を押して Force Reload Skills を選び、次のように依頼する例が示されています。
$hatch-pet create a new pet inspired by my recent projects
また、OpenAIの skills リポジトリにある hatch-pet の説明では、このskillはCodex互換のアニメーションペット用spritesheetを作成・修復・検証・プレビュー・パッケージングするためのものと説明されています。
キャラクターアート、スクリーンショット、生成画像、ビジュアル参照などからペットを作成できる設計のようです。
この時点で、少しテンションが上がりました。
「なんとなく面白そうだから試してみる」くらいの気持ちだったのですが、公式に Codex Pets と hatch-pet という導線が用意されているなら、これはちゃんと試してみる価値がありそうです。
試したこと
今回は、自分用の小さなペットとして「ぴよちゃん」を作ってみました。
ざっくり言うと、以下のようなことを試しました。
- 小さなひよこ風のキャラクターを作る
- Codex Petsとして表示できるようにする
- waving のような動きを入れる
- jump のような動きを入れる
- 生成や調整はCodexにかなり任せる
最初から本格的なキャラクター制作をするつもりではありませんでした。
まずは、Codex Petsの仕組みを触ってみること。
そして、カスタムペットを作るとどのくらい自然に動くのかを見てみること。
そのくらいの軽い気持ちでした。
ところが、進めていくうちに、ぴよちゃんが動きだしました。
試してみた感想
1. 思ったより簡単に動くものになる
こちらとしては、最初から厳密な仕様を書いたわけではありません。
「小さなひよこ風のペットを作る」くらいの、かなりふわっとした依頼でした。
それでも、Codexはキャラクターとして成立するように、見た目や動きを補完してくれました。
自分でゼロから作る場合、以下のようなことを考える必要があります。
- キャラクターの見た目
- アニメーションの種類
- フレーム構成
- 画像の扱い
- 設定ファイル
- プレビュー
- 実際にCodex app側で使える形にすること
これを最初から全部自分で整理するのは、地味に大変です。
その点、hatch-pet skillのような形でワークフローが用意されていると、かなり入りやすいと感じました。
2. ペットらしい動きが入るのが面白い
今回一番印象に残ったのは、ぴよちゃんが思ったよりちゃんと動いてくれたことです。
waving のような動きや、jump のようなアニメーションが入り、画面上に置いてみると意外とペットらしく見えました。
もちろん、ものすごく本格的なキャラクターアニメーションというよりは、Codex app上で動く小さなコンパニオンという感じです。
ただ、それがちょうどいいです。
ちょっとした作業中に画面の端で反応してくれると、思ったより愛着がわきます。
3. チャットやマウス操作への反応が楽しい
ぴよちゃんは、ただ表示されているだけではなく、チャットしたり、マウスを近づけたりすると反応してくれます。
このあたりが、単なる画像表示ではなく「ペットっぽい」と感じたところです。
作業の邪魔になるほどではなく、でも存在感はある。
ちょっとしたことですが、Codex appの作業画面が少しやわらかくなります。
4. Codexの作業状態が少し楽しく見える
最初は、Codex Petsを「かわいいおまけ機能」くらいに見ていました。
しかし、公式ドキュメントを見ると、ペットのオーバーレイはCodexの作業状態を表示する役割も持っています。
実際、コーディングエージェントは、裏側で処理している時間があります。
その間、何が起きているのか分かりにくいことがあります。
そこに小さなペットがいると、心理的にはかなり違います。
進行中であることが視覚的に分かるだけでなく、作業を待っている時間の印象も少しやわらかくなります。
これは、単なる遊びではなく、エージェントUIとしても面白いポイントだと思いました。
依頼したときのイメージ
今回のように自由に試したい場合は、次のような依頼でもよさそうです。
小さなひよこ風のCodex Petを作ってください。
名前は「ぴよちゃん」にしてください。
画面上で自然に見えるように、簡単な動きをつけてください。
実際には、細かいアニメーション仕様をすべて自分で決めるというより、hatch-pet skillに任せながら、表示や動きを見て調整していく感じでした。
「まずは動くものを見たい」という用途には、かなり合っていると思います。
Codex Petsから感じたこと
今回の「ぴよちゃん」は、実用アプリというより小さな遊びです。
ただ、その中に、Codex appの遊び心と、コーディングエージェントらしい体験が少し見えた気がします。
今回は、公式に用意されている hatch-pet skill の導線に乗ることで、思ったより簡単にカスタムペットを作ることができました。
自分で画像やアニメーション仕様を一から組み立てるというより、用意された仕組みに沿って試していくと、ぴよちゃんが動くところまで進められた、という感覚です。
技術的に深掘りするというより、Codex appの遊び心ある機能を実際に触ってみた、という体験として面白かったです。
まとめ
Codex Petsを試してみました。
他の方が試している投稿を見て興味を持ち、公式情報を確認したところ、Codex appには Codex Pets があり、さらに自作ペット作成用に hatch-pet skill の導線も用意されていました。
実際に試してみると、思ったより簡単に「ぴよちゃん」を動かすことができました。
チャットしたり、マウスを近づけたりすると反応してくれるので、単なる飾りというより、Codex appの作業状態を少し楽しく見せてくれる存在という印象です。
技術的に深掘りするというより、今回は「Codex appにはこんな遊び心のある機能もあるんだ」という備忘録でした。
ぴよちゃんはかわいいですが、マウスを近づけるとちゃんと反応します。気づくと、少し相手をしてしまいます。
参考
- OpenAI Developers: Codex app settings
https://developers.openai.com/codex/app/settings - OpenAI Developers: Codex
https://developers.openai.com/codex - OpenAI Developers: Codex CLI
https://developers.openai.com/codex/cli - OpenAI Developers: Agent Skills
https://developers.openai.com/codex/skills - OpenAI GitHub: openai/skills - hatch-pet
https://github.com/openai/skills/blob/main/skills/.curated/hatch-pet/SKILL.md



