はじめに
こんにちは。定時退社後に個人開発しているオレオです。
最近M4 Mac miniを購入してようやくiOSアプリを開発できる環境になったので、今回は初めてiOSアプリをつくる過程をまとめてみました。
ちなみに、MacOSも初めてな状態からのスタートです。
Xcodeのインストール
これMacには初期からインストールされていると思っていましたが、最初っからは入ってないんですね。
App Storeからでもインストールしましょう。
プロジェクトの作成
インストールが終わったら、Xcodeを立ち上げて、新規プロジェクトを作成しましょう。
Product NameとBundle Identifierはなんでもいいですが、Teamは自分のApple IDを追加する必要がありました。
※Product Nameは完全にオリジナルな名前である必要がありました。
保存する場所を選びます。Gitに保存するかどうかのチェックはお好みで。
といつつ、Gitにチェックいれたらエラーでたので、設定で変えようかと思ってたけど、設定どっから開くんや!!初心者なので見つけられず。
どうやらウィンドウ選択すると画面左上メニューが出てくるからそこから選択するらしい。ん〜〜(MacOS初心者が怒りを抑える音)
そこから先のGitHubのとの連携設定はこちらを参考にしました。
話が逸れてしまいましたが、プロジェクトの作成が完了するとこのような画面に。
母ちゃん、おれ今iPhoneのアプリつくってるよ。
自分のiPhoneへ入れてみる
仮にアプリが完成したとして、実際に自分のiPhoneに入れてみましょう。
MacとiPhoneを有線で接続し、Finderアプリ(Windowsでいうエクスプローラー)などを開いてMacにiPhoneが認識されていることを確認します。
Xcodeに戻り、画面上部の真ん中あたりにあるデバイスをクリックすると出力先を選べるのでそこで自分のiPhoneを選択。
左上あたりにある再生ボタンを押して実行。するとエラーが出ました。
左の欄に出てきたエラーをクリックすると新たな画面が追加されてここで詳細を確認できます。
エラー文によると、どうやらプロジェクト名が既に使われているから別のものにしないといけないらしい。(このときは知らなかった)
なるほど、仮にテスト用だとしてもユニークな名前にしないといけないのか。
プロジェクト名の変更は、Bundle Idetifier
を誰とも被らなさそうな名前に変更します。ChatGPTに聞いたら、com.からはじめる命名規則があるらしく、それに従いました。名前に被りがなくなるとエラーが消えました。
エラーが消えたところでもう一度実行ボタンを押してiPhoneを確認してみると今度は別のエラーが。
設定
>一般
>VPN & Device Management
の順に開くと、DEVELOPER APP
の項目が追加されているのでこれを選択。
Trust "自分のメールアドレス.com"
を選択します。
これで設定は終わったので、またXcodeに戻ってもう一度再生ボタンを押してビルドします。すると自分のiPhoneにサムネイル画像のないアプリが追加されているはず!
開くとエミュレータで見ていた同じ画面が確認できます。
以上がiOSアプリのプロジェクト作成からiPhoneに入れるまでの流れになります。
トラブルシューティング
この手順でもまだ自分のiPhoneに転送できない場合は、以下を試してみてください。
iPhoneに戻って、設定
>プライバシーとセキュリティ
を開くと、いつかのタイミングでDeveloper Mode
なる新たなモードが解禁されます。これをオンにしますが、iPhoneが再起動するのでお気をつけて。