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日本のエンジニアが避けられない宿命

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はじめに

エンジニアたるもの、さまざまのこだわりや矜持を持ち仕事をしていると思います。それらは業務の効率化やモチベーションを支えるものなどとして必要不可欠であるかと思いますが、時に、それを曲げざるをえない状況になることもあります。

日本で長く働くエンジニアが避けて通れないと思うことをリストアップしたいと思います。英語とか勉強とか、よく書かれているものは除いて、独自の視点で書きたいと思います。

加えたいと思うものがあればコメントでもいただければ幸いです。

JIS 配列キーボード

以前こんな記事も書きましたが、現実はやっぱり私物の持ち込みを制限している現場が多いです。

日本では JIS 配列キーボードが八割を占めるそうです。「エンジニアはやっぱり US 配列だぜ」などという、いささか煽り気味の文書をどこかで見かけたかもしれませんが、そのような自由が許される幸せな現場ばかりではありません。

エンジニアという仕事を永く続けていれば、自席では自分の好きなキーボードを使うことができても、ちょっと出張に行った先でトラブル対応をした、ちょっと共有 PC を使うことになった、など、JIS 配列しか選択肢がない場面にきっと出会うでしょう。

そのようなときのために__普段は好きなキーボードを使えていても__JIS 配列にも慣れておきましょう。

US 配列キーボード

上記と矛盾すると感じるかもしれません。ひょっとしたら「オレは JIS 派だから大丈夫」と油断しているかもしれません。

しかしながらエンジニアとして永く働いていると US 配列のお世話になる機会も早晩おとずれます。

たとえば、以下のような場面です。

  • 動作確認で英語圏の OS でテストをすることになった。
  • Raspberry Pi など、プチ Linux で初期設定をする。
  • PC のトラブルで接続しているキーボードが US 配列だと認識されてしまった。

このような時に慌てないために、US 配列にも慣れておきましょう。

秀丸エディタ

わかります。言いたいことはわかります。

秀丸よりもエレガントな GUI を持つ__しかも国産の__エディタは多くあります。秀丸よりも多くの機能を持つ CUI エディタもあります。マルチプラットフォームで使える便利なエディタもたくさんあります。

しかしながら秀丸には頑強な信者がいて、所属した部署でこれを強制されることがあるんです。

Vi エディタ

私はエンジニアとしてのキャリアの初期に Unix を使用したので Vi を覚えました。

キャリアのほとんどは Windows の世界にいましたが、その後もちょくちょくと Linux などに触れる機会があり、そんなとき Vi はとても頼りになります。

Windows のシェアが高くても、GUI エディタに慣れてしまっていても、エンジニアなら遅かれ早かれ Vi のお世話になる日が来ます。Raspberry Pi の流行が良い例です。

基本的なことだけでもいいので Vi の操作を覚えておきましょう。

(私は Excel 上で入力後に ESC を押して内容を消してしまうという事態が多発したので常用することは止めましたが)

バージョン管理システム

未だに Git, Subversion, Mercurial, Perforce などのバージョン管理システムを使っていないどころか、知りもしないエンジニアに出会うことがあります。

ほんとうはこのリストに挙げたくありません。そもそも避けることがおかしいのです。

しかしながらもし現在なんらかのバージョン管理システムをひとつ使っていたとしても、別のものもぜひ試してみましょう。プログラミング言語と同様に、複数を知っておいたほうが良いです。

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