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LiNEA40でトラックボールによるスクロール速度を調整する方法

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はじめに

この度、2年近くお世話になったKeyball39からLiNEA40へと、キーボードをお引越ししました。
今回は主題の通り、LiNEA40のスクロール速度の調整方法について書きなぐりつつ、後半はKeyball39との違いを主観ですが書き記したいと思います。

P_20260626_203659.jpg
↑Keyball39

IMG_20260907_232533179.jpg
↑LiNEA40(狭ピッチ用の17mmのキーキャップをつけています)

先に結論

LiNEA40のKeymap Editor上では調整できないです。そのため、githubにフォークしたリポジトリにて config/LiNEA40.keymap を編集します。大きな設定は不要なので、個人的にはブラウザのgithub上で作業して良いと思います(僕はブラウザ上でやっています)。

以下の実施内容は、デフォルトでロータリーエンコーダにのみついている速度調整のパラメータを、トラックボール側にも追加するという作業になります。

  1. LiNEA40.keymapファイルを開き、画面右側にある鉛筆マークの「Edit this file」をクリック
  2. input-processors = <&zip_wheel_scaler X Y> という文字列を見つける(XとYはデフォルトだと3と1になっているはず)
  3. <&zip_wheel_scaler X Y>の値を、 &msc_input_listenerにある input-processors の入れ子に追加すれば完了
    • Xが分子、Yが分母に相当することを踏まえて、速度を調整します(例:スクロール速度を1/5にしたい場合は、X→1/Y→5になります)

以下のようなイメージです。

&trackball_listener {
    scroller {
        layers = <SCROLL>;
        input-processors =
            <&zip_xy_transform INPUT_TRANSFORM_Y_INVERT>,
            //スクロール方向を逆転,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
            <&zip_xy_to_scroll_mapper>,
            <&zip_wheel_scaler 1 5>; //スクロールを1/5倍速にする
    };
};

個人的には、デフォルトのトラックボールによるスクロール速度が爆速すぎて、しばらくはロータリエンコーダを使ってスクロールを実施していました。それで十分ではあったのですが、これまでKeyball39を使っていたこともあり、トラックボールを使ったスムーズなスクロールを体が求めていました。
結果として、無事調整できて満足しています。

Keyball39と比べて

決して比較する2つを貶すつもりは一切ないですし、正直どちらも好きです。という前提のもと、Keyball39とLiNEA40の違いを簡単にまとめたいと思います。

特徴 Keyball39 LiNEA40
キー数 39 40
キープロファイル フルプロファイル ロープロファイル
キースイッチ Cherry MX Choc v2
キーサイズ 1u 1u
接続方式 ケーブルが2本必要 無線(有線接続も可)
トラックボールサイズ 34mm 14mm
キーマップエディタ REMAP ZMK (Keymap Editor有)

どちらのキーボードもそれぞれ良さがあって、見た目ではなくて使ってみて感じたことを以下にまとめます(気づき次第、今後更新していこうかと考えております)。

Keyballの良さ

  • 有線接続ということもあって、私用と業務用のPCをKVMスイッチで切り替えている僕としては、有線接続は切り替えが楽だと感じています
  • 左右にマイコンを搭載していることもあり、有線接続先を右と左でキーマップをそれぞれ登録できることを活かして、用途別に使い分けていました(左をBlender用、右を通常使用と分けていました)
  • フルプロファイルの打鍵感が好き(「Durock Ice King Linear」が特に好みで使っていました)
    • フルプロファイルなので、一番右下のキーを小指の付け根で押しやすいのも割と良かったです
  • トラックボール径が34mmと一般市販されているトラックボールマウスと同じサイズなので、選択肢が多いです

LiNEA40の良さ

  • キーマップのレイヤーを自由に追加できるため、通常使用時だけでなく他用途にカスタムしたレイヤーを自由に登録できます
  • Comboと呼ばれる、複数キーを同時押しすることで発火するキーの存在が便利(例えばレイヤー0でComboを使えば、アルファベット入力を削ることなくクリックを使えます)
  • 曲の再生/停止やブラウザの戻る/進むといった、GUIちっくな操作がWindowsでもMacでも共通したキーで対応できます
    • 僕が使いこなせてなかったなら申し訳ないですが、Keyball39で登録したGUIちっくなキーはどちらかしか対応していませんでした
  • なんだかんだで、オーソリニア配列はすぐに慣れる
  • なんだかんだで、14mmトラックボールもすぐに慣れる
    • 個人的には精密な操作は34mmも14mmも変わらず得意ではないですし、一般的なマウス操作という点では14mmだからやりづらいと感じたことは今のところないです
  • トラックボールがベアリングによって支持されているので、操作感が快適
    • Keyball39も有志の方々によって、セラミック球ではなくベアリングを使えるトラックボールケースがありますね

おわりに

トラックボール付き左右分割30%キーボードという沼から出られなくなりました。

自宅ではキーボードのすぐ隣にトラックボールマウスがあるので、最悪キーボードにポインティングデバイスとしての機能は不要ですが 、カラムスタッガードと縦5列はマストです。これだけは譲れないです。

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