New Relicを組織的に使っていく場合、ユーザーを管理する必要があります。
こちらの記事では、New Relicにおけるユーザー管理の基本についてご紹介します。
まずは下記の2点をおさえるようにしてみてください。
- グループがどんなロールでどのアカウントを使えるか?
- グループにはどのユーザーが所属するか?
カスタムロールやグループの作り方、認証ドメインやSSOの設定、Grop adminについては別の記事でご紹介したいと思います。
詳細は下記の公式ガイドを参照ください。
↓↓↓ 公式ガイドはこちら
ユーザー管理の概要
下記の記事でご紹介したように、New Relicでは1つの組織に対して複数アカウントを作成することができますが、ユーザー管理では各アカウントを誰がどんな権限で使うことができるかを管理することになります。
下図はユーザー管理に関連する要素を表したものになります。
組織(Organization)の中には、下記の要素があります。
- 認証ドメイン(Authentication Domain)
- グループ(Group)
- ユーザー(User)
- ロール(Role)
- アカウント(Account)
グループとユーザーは認証ドメインに含まれていますが、ロールやアカウントは認証ドメインには含まれず組織に含まれています。
グループがどんなロールでどのアカウントを使えるか?
組織に複数存在するアカウントを誰がどんな権限で使うことができるかということに関しては、直接ユーザーにロールを設定はせずに、グループに対してどんな権限で、どのアカウントを使用できるか下記のように設定します。
各グループに対して複数のロールとアカウントの設定が可能です。
グループにはどのユーザーが所属するか?
これで各グループがどのアカウントをどの権限で利用するか設定できたので、あとは各グループにユーザーを追加していきます。
こちらの例では、Group1にUser1を、Group2にUser1とUser2を追加しています。
このように各ユーザーは自分が所属するグループに紐づいているロールとアカウントの組み合わせで権限が付与されることになります。
実際のユーザー追加については別記事で画面を添えてご紹介します。
その他
New Relicでは、新しい機能やその活用方法について、QiitaやXで発信しています!
無料でアカウント作成も可能なのでぜひお試しください!
New Relic株式会社のX(旧Twitter) や Qiita OrganizationOrganizationでは、
新機能を含む活用方法を公開していますので、ぜひフォローをお願いします。
無料のアカウントで試してみよう!
New Relic フリープランで始めるオブザーバビリティ!