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New Relicを使うときはネットワーク要件を確認しましょう!

Last updated at Posted at 2024-09-11

New Relicを使う際にはネットワーク要件の確認が必要です。
公式ガイドに情報がまとまっていますが、何を確認するべきか? また、どんなところでつまづきやすいか? などをご紹介します!

↓↓↓ 公式ガイドはこちら

公式ガイドには網羅的に情報が記載されていますが、New Relicで使用する機能に関連するネットワーク要件を満たしていただければ問題ありません。下記を参考にして関連する項目を見つけてみてください。

前提として TLS1.2以上 は必須です!

New Relicの各ドメインとの接続には TLS1.2以上が必須 となります。環境がTLS1.2以上に対応していないと、データをNew Relicに送付しようとしてもデータを送付できないことになるのでお気をつけください。

比較的新しい環境であれば問題なくTLS1.2以上が使えるかと思いますが、バージョンが古いサーバや言語などでは、そのままの環境ではTLS1.2以上が使えないことがあるので注意が必要です。

例えば、古いWindws ServerでTLS1.2が使えない場合は、下記等を参考にしてTLS1.2を使えるようにしましょう。

また、環境自体をTLS1.2に対応できない場合は、Proxyサーバを建ててTLS1.1等をTLS1.2以上に変換してNew Relicに送付するという方法も可能です。下記などを参考にしていただけると良いかと思います。

New Relic画面を表示するのに必要なドメイン

ブラウザでNew Relicの画面を利用する際に必要なネットワーク要件です。基本的にNew Relicを使用するユーザーはブラウザでNew Relic画面にアクセスするので要チェックです。
ブラウザでNew Relicの画面を表示したのに一部表示できていない場合などは、必要なドメインが許可されてない可能性があります。

データの取り込みに使用するエンドポイント

New Relicを活用する際にはまずテレメトリーデータをNew Relicに取り込む必要がありますが、その際にNew Relicの様々なエージェント等からデータをNew Relicのエンドポイントにデータを送付することになります。
APM、AWS、Browser、IAST、Ingest APIs、Infrastructure、Lookup tables、Mobile、OpenTelemetryなどでそれぞれ別のエンドポイントがあるので、必要に応じてホワイトリストに加えるなどしてエンドポイントにアクセスできるようにしましょう。

エージェントをダウンロードする際のドメインとPublic IP

エージェントをダウンロードする際にアクセスするドメインPublic IPが公開されています。例えば、インストール用のスクリプトからエージェントをダウンロードするときにこちらの要件を満たしていないとダウンロードできないくてインストールがエラーになるということがあるのでご注意ください。

Webhook等で使われるネットワークブロック

New RelicのAlertは通知方法としてWebhookを使うことができますが、その際に使用されるネットワークブロックが公開されています。このネットワークブロックは、NerdGraph APIやクラウド統合やチケット管理システム連携などでも使用されます。

Syntheticsのネットワーク要件

Syntheticsを動作させる環境はPublic locationsとPrivate locationsがありますが、それぞれ異なるネットワーク要件があるので確認が必要です。Public locationsはどこから設定されたURLにアクセスがあるか、Private locationsはローカル環境に作成したRuntimeがNew Relicのどのエンドポイントとやり取りするかが書かれています。

CodeStreamを使う際のドメイン

お使いのIDEでCodeStreamを使用する際に必要となるドメインが公開されています。
CodeStreamからNew Relicにログインする際や、New Relicで収集している情報をCodeStream上に表示する際に必要とされるドメインとなります。

その他

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