はじめに
前回、ガーバーデータ出力まで行いましたので
今回は基板発注です
データ準備
発注を行う前に、12個のガーバーデータを
Zip形式にて圧縮します。
ファイル圧縮
これらのファイルを zip 形式にて圧縮します。
基板加工
実験基板なので、格安で作りたいw
10cm角であれば、5 USD程度で作れる
PCBWAY
ALL PCB
JLCPCB
seeed studio / Fusion
発注
どのメーカーを選択する場合でも、アカウント作成は必要なので、都度作成する
個人的に"seeed studio / Fusion" への発注が多い...
"JLCPCB"は10cm角以上の基板加工時には使用してみたいと考えているが
今回は "Fusion"へ発注する
seeed studio / Fusion
発注用のページへアクセスする
ガーバーファイル追加
"ガーバーファイルを追加"をクリックし、
前回作成した zipファイルを選択する
Data Upload
データ・アップロードが完了すると警告が出る場合がある。
ガーバーデータ作成時にドリルデータ作成も行っているので、
基本的には問題無いはずですが、圧縮ファイル確認など必要に応じて行ってください。
レポートファイル
ドリルファイル生成時に"マップファイル生成"及び"レポートファイル"生成を行っているので、それらのファイルが有ればメーカー側にてメーカー側にて確認が行われるので、基本は大丈夫です。
万が一データ不備などがある場合、Mailにて問い合わせが来るので、対応すれば問題なし
ガーバーデータ確認
"ガーバービューア"をクリックし一応データ確認を行う。
各種設定
基板サイズ
ガーバーデータから基板寸法を自動で読取りを行い、反映されているはず
基板厚
MINTIAケースに入れるので、基板は薄いほうが良いwww
1.0mmまでは 4.9 USDにて作成できるようなので、 1.0mmを指定
レジスト色も基本は"緑"であるが、今回は"黒"を選択
※"赤"も格好良いのだが、板厚1mmにて赤を選択すると加工費が上がる為、黒で我慢
その他の項目
基本的にはその他の項目はデフォルトで OK
配送先設定
画面右の配送先 赤丸部分のiconをクリック
Japan を選択
輸送業者
デフォルトでは "OCS"が選択される
業者により輸送日数やコストが変わるので、自分の予算と相談して決める
今回は "OCS"で進めます。
各種設定など最終確認
発注をした後では戻れないので、最終確認を行います。
特に板厚やレジスト色が違っていた場合、基板が届いてからショックを受けるので、念入りに
カートに入れる
カートに入れるをクリック
カートに先ほどのアイテムが入っているので"支払に進む"をクリック
支払
1.住所入力
送り先の住所を英語表記にて入力
2.配達業者
顧客タイプ
作成する基板を何に使うのか選択が必要。
個人、実験に使用する基板なので "ほか"を選択
配送業者選択
追加情報として日本語での宛先住所を記載
支払情報
PayPal , クレジットカード どちらかを選択
個人的に
海外サイトへの発注時、クレジットカード番号を晒すのはリスクが高いので"PayPal"一択
支払に進む
あとは手順通りに進めれば発注完了です。
※スクショ取り忘れた...
まとめ
10cm角以内の基板であれば、送料込みで 2,000円程度で作れる。
1,2枚程度の作成であれば、ユニバーサル基板を使えば良いが、
手配線コストを考慮するとちゃちゃっと基板を作った方が幸せになります。
発注から約10日位で手元に基板が届くはず
- オリジナル基板を気軽に作れる
- サイズが小さい基板であれば安い
- 支払は PayPalを選択しておいた方が、トラブル時対応がしやすい
今回はここまで
次回 部品実装