はじまり
人にたのまれて、とある人型のおもちゃを「動くセンサーロボット」へと進化させることになりました。
産廃部品もたくさんあるし、子供が泣かない程度に愉快なロボにしようかと思います。
コンセプト
"静止したおもちゃから、意思を持つ相棒へ"
既存のON/OFFスイッチによる単純な動作を廃止し、周囲の環境や人の動きを検知してアクションを起こすインタラクティブ(双方向)な人型ロボットへと作り替えます。
概要
ロボットにセンサ(回路)を追加して人を感知したら動作するように改造する。
そんなに時間、お金もかけるつもりないので、人勧センサー+スイッチ回路を追加して、
人がいるときだけ動く状態にする。夜中に動くと怖いけど、そんなことは気にしない。
早速やろうぜ
1.ロボット解体作業

この子を早速解体。

解体していると左手に電源スイッチを発見。今回モータ部分はノータッチ予定なので、電源スイッチ周りに改造を施す。

回路図がないので、テスターでスイッチの配線を調べてみる。
- 赤線:電源線
- 黒 :これも電源線スイッチON後の電源みたい
- 白 :よくわからないせん(今回未使用)
- 青 :よくわからないせん(今回未使用)
とりあえず、黒線の途中にセンサー、回路もろもろを追加すればよさそうな感じ。
正直内部のはんだ付けは甘いので、そこも補強しとこうかなと思います。(取れそう)
2.センサー+センサ回路
2-1.センサー選別
センサーは、人感センサーを使用します。

アマゾンで購入、相変わらず安いが回路図がないので、出力電圧が不明。実際測定してみると、5V入力で信号が3.3Vぽいことが判明。微妙にラッチできるっぽいことも紹介されていたが、そのあたりデータシートもないのでなんとなく感でいくしかない。
回路図はこんな感じ。

部品は Pchトランジスタ
Nch MOSFET SSM3K35FS
組み込んでみようぜ

センサを取り付けるために、ロボットの胸の部分にドリルで直径10mmの穴をあける。
胸のあたりに穴をあけたのは、ちょうどセンサと回路を入れるだけの隙間があったし、センサがあっても違和感がなかったので。

部品は面実装タイプだったので、あまった評価基板にはんだ付け。少々へたくそなはんだ付けですが、そこはご愛敬ということで。
動かしてみようぜ
改造パーツを体内に押し込む。まさに"三密"状態の密度だが、両面テープとホットボンドの力技で無理やり固定。
ネジを締めれば、外見は何事もなかったかのように。これにて改造完了。

電源を入れて動かしてみる。センサーが人を感知している間だけ作動し、人がいなくなると途端に止まってしまう。
自己保持回路を組んでいないせいなのだが、まるで人がそばにいないと動けないさみしがり屋なデバイスになってしまった。動きが本当に怖い。
結論
爆速で動く人型ロボットは完成しましたが、現時点では、消灯後の暗闇で出会ったら泣いてしまうほど挙動が不気味です。次はに怯えなくて済むよう、心がけたいと思います。
そんなわけで何か次ないかなーと、いつか来る新しい依頼に期待しています。
