IBM CLOUDのAPIを使うにあたりPython2.7からPython3.xへ変更する場合
※yum がpythonで書かれているので削除は厳禁。
現状の確認を実施
$ python --version
Python 2.7.5
と表示されます。
まずgitをインストール
$ sudo yum install git
次にpyenvをインストールします
$ sudo curl https://pyenv.run | bash
※pyenvはpythonのバージョン切り替えツールです
インストール後に出力されるメッセージに従い~/.bashrcに以下を追加します。
export PATH="/(Home dir)/.pyenv/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"
ログインし直すことで利用できるようになります。
$ pyenv
pyenv 1.2.17-2-ga8ca63f
Usage: pyenv []
(以下省略)
が表示されると正常にインストール完了
これからpython3をインストールします。コンパイルを行うため以下のパッケージを入れます。
$ sudo yum groupinstall "Development Tools"
$ sudo yum install zlib-devel libffi-devel openssl-devel
以下のコマンドにより導入可能なプログラム一覧が表示されます。
最初に表示される数字だけのものがpythonとなります。
$ pyenv install -l
ここでは3.7.7を導入します
$ pyenv install 3.7.7
確認はpyenv versionと入力します。
$ pyenv versions
- system (set by /(Home Dir)/.pyenv/version)
3.7.7
切り替えコマンドは以下の通りです。
$ pyenv global 3.7.7
$ python --version
Python 3.7.7
無事3.7.7が導入されました。
ログインした時に以下のようなメッセージが表示される場合あり。何かが足らないようです。
「pyenv: no such command `virtualenv-init'」
virtualenv-initが無いということのようでしたので、別途導入しています。
以下を実行します。
git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
本来はこれで実行ファイルが所定の位置に導入されるのでしょう。
やはりエラーメッセージが表示される場合、正しく配置されないようです。
以下のようにコピーしてしまいます。
cd .anyenv/envs/pyenv/plugins/pyenv-virtualenv/bin
cp * /usr/local/bin
最後にインストールします。
pip install softlayer
※pythonの別のバージョンを導入した場合、同様にインストール操作が必要です。
▪️その他・余談
もしPerlを使った場合HTTPS接続がCan't verify SSL peersというエラーになるときには?
以下を入れることで解決する場合があります。
% sudo cpan install Mozilla::CA