イノベーションを育む組織作りへの挑戦
こんにちは、TRAILBLAZERの植野です。私は半年ほど前に入社し、現在はエンジニア、UXデザイナー、プロダクトマネージャー(PdM)などが所属するソリューション事業部でマネージャーを務めています。
インターネット業界から鉄道関連企業へと転職した私が強く感じたのは、「組織のあり方」の違い。文化や構造の違いは、働き方だけでなく、イノベーションの生まれ方にも大きな影響を及ぼします。
本記事では、クリエイティブ人材が集うTRAILBLAZERでの経験を通じて、「イノベーションを育む組織作り」のヒントをお届けします。
雇用形態が生む組織文化の違い
まず注目したいのは、インターネット企業と鉄道関連企業で異なる「雇用形態」の特徴です。この違いが組織文化や働き方に大きな影響を与えています。
メンバーシップ型雇用:安定性を重視
- 特徴: 長期的な人材育成を目的に、多様な役割を担える仕組み。安定した品質のサービス提供が可能
ジョブ型雇用:専門性に特化
- 特徴: 特定の職務にフォーカスし、効率的に成果を出すことを重視。高い専門性と生産性。
コミュニケーションの在り方が生む効果
雇用形態の違いは、社内コミュニケーションにも表れます。
メンバーシップ型組織のコミュニケーション
縦方向の情報伝達が中心で、指示や報告の正確性を重視します。この仕組みは、サービスの安定供給に向いています。
ジョブ型組織のコミュニケーション
部署を超えた情報共有が活発で、SlackやNotionといったデジタルツールを積極的に活用します。横断的な連携がイノベーションを促進します。
多様な人材がイノベーションを生む理由
異なる背景や専門性を持つ人材が集まることで、イノベーションの土壌が育まれます。
異なる視点が生む新しい発想
UXデザイナーとエンジニア、リサーチャーとデータアナリストなど、多様な職種が連携することで、これまでにないアイデアや価値が生まれます。
心理的安全性が創造性を加速
多様性を活かすには、心理的安全性が不可欠です。「意見が自由に言える」環境が、斬新な発想を支えます。
イノベーションを促すネットワークの密度
TRAILBLAZERでは、組織内のネットワーク密度を高めるため、以下の施策を実施しています:
- 横断的な1on1ミーティング: 部署や職位を超えた対話の場を積極的に設定。
- 情報共有の透明性: Slackの自己発信チャンネルやmiroの雑談ボードを活用し、情報発信を促進。
- ハイブリッドな職場環境: リモートとオフィス勤務を柔軟に組み合わせ、働きやすい環境を整備。
ハイブリッド型組織への挑戦
メンバーシップ型雇用が提供する「安定性」と、ジョブ型雇用が持つ「柔軟性」を組み合わせることで、安定した運営と変革を両立する組織作りに挑んでいます。これにより、TRAILBLAZERでは、グループ全体で新しい価値を生み出す基盤を整えています。
まとめ:未来を創る仲間を求めて
イノベーティブな組織作りは、異なる文化や仕組みを理解し、それらを統合することから始まります。私たちTRAILBLAZERは、多様な人材の力を引き出し、ネットワーク密度を高め、広めることで、持続可能なイノベーションを実現しようとしています。
私たちと一緒に、未来を切り拓きませんか?新たな挑戦を共に進める仲間をお待ちしています。