この記事は 株式会社TRAILBLAZER アドベントカレンダー の14日目の記事です。
こんにちは、株式会社TRAILBLAZER データコンサルティング事業部でデータサイエンティストをしている朝倉です。
TRAILBLAZERはまだできて1年ちょっとの会社なので、いわゆる組織づくり的な取り組みを絶賛推進中のフェーズです。今回はその一環として、社内で初めてのLTを開催したことについて振り返ってみたいと思います。
LTってなに?
LT(ライトニングトーク)は、短時間で行うプレゼンテーションの形式です。具体的な発表時間は場合によるのですが、おおよそ3分から長くても10分程度の時間で一つのテーマについて話します。
なぜ社内LTをするのか
気軽に自分のしゃべりたいことをサクッとアウトプットする、そんな場が必要だと思っているからです。クライアントワークがメインになるTRAILBLAZERでは、どちらかというと「きっちり準備してプレゼンをする」という機会のほうが多くなりがちです。もちろんそれも重要なのですが、誰もが気軽にアウトプットできる機会を作ることも同じくらい大切なことだと考えています。
誰かがアウトプットをすることで、聞く側はもちろんのこと、アウトプットをした本人にとっても大きな学びになります。そしてそのアウトプットは、将来別の誰かのアウトプットの糧にもなったりします。こういったアウトプットの好循環を作っていくことが、良い組織文化の醸成に繋がってくるのです。
もっとシンプルに、LTが楽しいからというのも大きな理由の一つです。弊社の場合ではリモートでのLT開催がメインになるのですが、それでもリアルタイムでリアクションを貰えるのはうれしいですし、励みになります。また聞く側の視点に立ってみても、特に普段仕事で一緒になることが少ない方のLTを聞くのが新鮮で好きです。
ハードルを下げるためにやったこと
そんなわけでTRAILBLAZERでは初めてとなる社内LTを企画してみました。特に初回のLT開催では参加する心理的なハードルが上がってしまいがちなので、そのハードルを少しでも下げることに注力して企画・宣伝を行いました。いかに「なーんだ、LTってこんなものか」と良い意味で思ってもらえるかが勝負です。
ということで、具体的にどのようなハードルを、どのように下げにいったのかを簡単に書き連ねたいと思います。
宣伝時に、LTにあるあるな誤解を解く
宣伝活動の初手として、今まであまりLTに触れてこられなかった方が抱きがちな誤解を解くことをしました。以下に、実際に社内LT開催の宣伝のために作成したスライドを抜粋していますが、ありがちな誤解を解いて、気軽に発表してほしいというメッセージを込めています。
LTの宣伝時には、細かい決まりや建付け云々よりも、こういった誤解を解いてハードルを下げることに重点を置いて説明をしていました。
発表時間オーバーもある程度は許容する
LTによっては、あらかじめ決められた発表時間をオーバーすると、プレゼンの途中であっても強制終了するようなルールを設けているところもあります。
もちろんこういったルール自体を否定するわけではないですし、限られた時間で運営していくためには重要なルールです。また、限られた時間内にプレゼンを終わらせるのも立派なスキルです。一方でハードルを下げるという視点でみれば、ハードルが上がる要因になってしまうので、今回は多少の時間オーバーは目をつむるという方針にしました。
テーマの壁打ち役(という名の促し役)になる
「○○なテーマで発表しようと思うんだけど大丈夫かな?」といった相談を受ける壁打ち役をやりました。といっても、公序良俗に反するテーマ以外は基本「うん、いいと思いますよ( ・∀・)=b」で返していました。LTはルールがないのがルールなので。壁打ち役と言いつつ促し役になっていました。
所感
ここまで書いたようなできることはやりつつも、発表者0人なんていうオチもあるのではないかとドキドキしながら当日を迎えました。が、フタを開けてみると計4人もの発表者に登壇いただきました。LT開催の対象にしていた部門の人数が30名ほどだったことを考えると、それなりのヒット率でした。(発表者の内一人は私なのですが、それを差し引いても十分な集まりだったかと思います。)
また、LT開催直後に登壇の立候補が増えたり、「自分もこんなテーマで発表してみたい!」といった相談もいただきました。アウトプットに触発されて、更なるアウトプットが連鎖していくような流れができつつあるのが非常に喜ばしい限りです。
今後やりたいこと
今回は、TRAILBLAZERの中でもデータコンサルティング事業部という1部門だけでの実施でしたので、今後はハードルの低さを踏襲しつつ全社展開していく予定です。機会があれば社外LTなど外部に発信する場も企画できればと考えています。
また、発表順に関しては、初回開催では私の独断と偏見で決めてしまいました。しかし、こういった恣意的な決定方法は不正などの温床になりがちです。ということで次回は公平なルーレットによって決めたいと思います。これで不正なんて起こりようがありませんね。
最後に
最後に、TRAILBLAZERでは一緒に働くメンバーを募集中です。
ちょっとでも興味が出たそこのあなた、ぜひクリックして覗いてみてください。
ということで、本日の記事はここまでとなります。
読んでくれたみなさん、ありがとうございました。